立石のホルモン屋姉妹店「麺将 Bushi」
大規模な再開発で解体が進む「せんべろの聖地」立石へ。駅南口から歩いて2分ほどの亀有新道沿いに「プレオープン」の文字を発見し訪問。屋号は「麺将 Bushi」。武士と節をかけたネーミングだそうだ。こちらは同じく立石の奥戸街道沿いにある「ホルモン和敬」の姉妹店として2023年9月22日からプレ営業中だという。
お店はイタリアンバル「リプレイス」の跡地に入居した。店内はカウンター3席と2人がけテーブル3卓の計9席。飲食店プロデューサーで「ホルモン和敬」店主の竹原和敬氏は元ラーメン屋だそうで、コチラのまぜそばを。そして与野の人気店「つけ麺R&B」店主の仲川利明氏がつけ麺をそれぞれ担当し商品開発したという。
プレオープン期間は特別メニューだそうで、つけ麺、特上つけ麺、煮干しまぜそばの3種を提供。麺量は並200gで、プラス150円で大盛300gに増量可能だ。また炙り叉焼、味玉、辛み増しを追加トッピング出来る。主力は「つけ麺」なのだろうが、それはグランドオープン後に。今回はあえて「煮干しまぜそば(980円)」を注文。
着丼までは10分ほど。麺は茶色がかった全粒粉入りの太麺で麺肌はツルリ。しなやかでコシも十分だ。さっそく丼全体をよく掻き混ぜ、魚介風味の醤油ダレと具材を合わせ啜っていく。たっぷりの魚粉と背脂が味にパンチとコクを加えており旨い。チャーシューは和敬でも使っているSPF豚の肩ロースを低温調理して刻んだもの。
さすが本店がホルモン店だけあって肉の旨味を存分に楽しめる。トッピングには他にシャキッと歯触りの良いモヤシ、メンマ、辛味を抑えた刻み玉ねぎ、長ネギ、小口ネギ、糸唐辛子が乗る。卓上には椎茸酢、ブラックペッパー、割りスープがあるのでお好みで。今度はグランドオープン後、節系のつけ麺を啜りにくるとしよう。
<店舗データ>
【店名】 麺将 BUSHI
【住所】 東京都葛飾区立石1-9-16
【最寄】 京成押上線「京成立石駅」南口徒歩2分