名店「成都担担麺」出身店主が作る貝出汁ラーメン
JR武蔵野線・市川大野駅から南へ歩いて2分ほど。大野中央商店会の一角、東京ベイ信用金庫大野支店の向かい側に2023年11月11日にオープンした「中華そば 翠流」へ。ご主人の小山田優氏は、みのり台の産業道路沿いにある「成都担担面」のご出身。成都担担面といえば四川飯店仕込みの担担麺が人気の店である。
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コチラ「翠流」でも修行元ゆずりの「担担麺」を提供はしているが、現状は数量限定。看板メニューは別にある。それが、茨城県涸沼産の大和しじみの出汁と国産地鶏の出汁を合わせた「らぁ麺」だ。醤油と塩の2種のスープを用意。それぞれチャーシュー、味玉、青葱、ガーリックバター、あおさを追加トッピング可能である。
ほか飯モノには、1杯おかわり無料の「御飯」を筆頭に、おかわり不可だが「カレーライス」「お肉のごはん」をフルとミニの2サイズを用意。餃子は単品でも定食セットでもオーダー可能で、一杯引っかけることも出来る。今回はせっかくの貝出汁なので塩で頂こう。「チャーシュー麺 塩(1300円)」をオーダーすることに。
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着丼までは8分ほど。薄濁りのスープは前述の通り、涸沼産大和しじみと国産地鶏の出汁を合わせたもの。ひと口啜れば貝の旨味が押し寄せる。角の無い塩のカエシもよい塩梅で旨いスープだ。合わせる麺は麺屋棣鄂製の中細ストレート。茹で上がりは柔らかだがダレた感じはなく、伸びがよくスープとの相性も抜群である。
チャーシューはレアな仕上がりの豚ロース肉が3枚と、低温調理の鶏胸肉が2枚。どちらも肉の旨味をしっかり楽しめる。ほか少し甘めのメンマ、スプラウト、あおさ、分葱がトッピングされる。卓上には胡椒と追いカエシが醤油、塩の2種あるのでお好みで。貝出汁の旨味しっかりの一杯、美味しく感触した。次回は担担麺を啜りに来よう。
<店舗データ>
【店名】 中華そば 翠流(すいりゅう)
【住所】 千葉県市川市大野町2-228-1
【最寄】 JR武蔵野線「市川大野駅」徒歩2分