居酒屋「とりいちず」系列の鶏白湯
東京メトロ銀座線・田原町駅より徒歩4分ほど。雷門通り沿いで営業する「鶏そば PAITAN×PAITAN」へ。2019年12月に「麺屋 鶏風」としてオープンしたが、今年2月に新橋に「PAITAN×PAITAN」を出店したのに合わせ、浅草の店舗も屋号を統一。運営するのは首都圏に居酒屋「とりいちず」を展開する株式会社FS.shakeだ。
店舗は2フロア計26席。1階はカウンターのみで、2階にはテーブル席もあり居酒屋使いも出来る。麺メニューは「鶏白湯ラーメン」をベースに、海老鶏白湯、煮干し鶏白湯、トマト鶏白湯、鶏担担、超濃厚鶏濁白湯などを提供。また、サイドメニューも「とりいちず」由来の鶏餃子や鶏皮串、鶏の唐揚げ、おつまみ味玉と、とにかく鶏づくし。
さすが資本系のラーメン店だけあり、ノーマルの「鶏白湯ラーメン」が590円。ライスが1杯50円、鶏皮串は1本100円、アサヒスーパードライが290円と、いずれもお安めプライスなのが嬉しい。まずは鶏皮串でビールを流し込む。鶏皮串は表面はカリッと、中はジューシー。出汁のきいた甘めのタレで頂く。こりゃ酒が進む味付けだ。
続いて、麺は「超濃厚鶏濁白湯ラーメン」をオーダーした。スープはシチューのように濃厚で粘度の高い鶏白湯だ。鶏由来の甘味も若干あるが、塩味が優勢。そのスープを受け止められるよう、弾力ある中太麺を合わせている。少し出汁感は薄いのだが、パスタソースのように絡めて啜っていく。うむ、悪くない感じ。
チャーシューはしっとりした鶏ムネ肉が2枚。味玉も具合が良い。野菜には揚げ蓮根、三つ葉、紫玉ねぎ、ベビーコーン。卓上には黒ばら海苔、辛子高菜、ニンニク、自家製秘伝のスパイシー粉があり、全て自由に使えるのも嬉しいところ。最後はライス(50円)を追加してスープに投入し完食。使い勝手の良いお店で重宝しそうだ。
<店舗データ>
【店名】 鶏そば PAITAN×PAITAN 浅草店
【住所】 東京都台東区雷門1-15-10
【最寄】 東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩4分
★閉店し、2021年2月に「麺屋 つけ麺 太輔」に