千葉のアサリを贅沢に使った名物ラーメンを
京葉道路上り線、武石ICと幕張ICの中間に位置する幕張PA「Pasar幕張」へ。2008年に湾岸エリア最大級の駐車場を有する施設に拡張・リニューアル。この辺りは渋滞頻発地点である上、無料通行可能区間でもあり、特に週末は利用者が多い。フードコートが充実しているので、渋滞回避には丁度良いスポットである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ec/6b908c33db1aa18148b74ede38564fde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/9f/bbd93b347ec6710e68afd0881e6417f9.jpg)
飲食店や土産屋は、370席の客席をグルっと円に囲む形に配置されている。神戸発の焼きそば店「長田本庄軒」、ハンバーグやステーキなどボリューム系の「ミートマクハリ」、海鮮丼や天丼の「片貝波乗り食堂」、豚カツの「山武源」と、魅力的な飲食店が並ぶが、今回は「下総醤油らーめん 宝醤軒(ほうじょうけん)」を利用することに。
券売機でチケットを購入し、券面の数字が呼ばれたらカウンターまで料理を取りに行くシステム。メニューは下総醤油を使った醤油清湯ラーメンや、あさり潮浜らーめん、豚骨白湯、ピリ辛担々麺など。+100円で餃子、200円でチャーハンのセットも可能だ。今回は一番人気とのPOPがある「名物!あさり潮浜らーめん」をオーダーした。
客席で待つこと5分、大粒のアサリをふんだんに使った丼が到着。数えるとアサリは28個入っていた。こいつは予想以上で贅沢だ。スープは動物系出汁にアサリ出汁を重ねていて、思った以上に貝のエキスが効いていて旨い。カエシには少し下総醤油を使っているようだ。背脂のコクと化調も手伝い、旨味がブーストされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e7/495efdf978ce7d09fdc783a9c4cb3e54.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fe/6c0d63a9c66a7fa7c339856e2c0bf5f0.jpg)
中細で柔らかな茹で上がりの麺はスープとの相性も良い。アオサはPOPの写真より少ないが、香り付けとしては十分だ。醤油ダレを掛けまわした刻み葱が良いアクセントになっている。アサリは砂抜きの甘いモノがいくつか混じっていたのが玉に瑕だが、食べ放題かと思うほどのボリュームで圧倒してくる。評判が高いだけのことはある。
なお、客席のすぐ横には千葉の名産品を揃える「旬撰倶楽部」があり、千葉名産の醤油や海産物、枇杷、落花生などを使った商品が購入できる。特に、千葉県産のピーナッツを16種類の味でコーティングした「クレイジーピーナッツ」は彩りも鮮やかで人気とか。食事が終わったら、立ち寄ってみるのもよいだろう。
<店舗データ>
【店名】 宝醤軒(ほうじょうけん)
【住所】 千葉県千葉市花見川区幕張町2-2621
【高速】 京葉道路「Pasar幕張」上り