木~土曜夜のみ営業の佐野ラーメン
JR総武本線・馬喰町駅の3番出口から歩いて2分ほど。東日本橋駅、馬喰横山駅からも至近距離。横山町大通り沿いに2023年7月14日にオープンした「佐野ラーメン 進る家」へ。コチラは佐野市に本店を構える「麺屋 翔稀」の姉妹店。ビル2階にある「日本橋ゴルフバーBuddies」とのコラボでオープンしたそうだ。
営業は基本的に木~土曜の夜8時から深夜2時までと限定的。というのも佐野の本店でスープや具材を仕込んでいるため、週3日程度しか営業できないのだそうだ。店内はカウンターとテーブルで16席ほど。まずカウンターで注文し番号札を持って好きな席へ。食後は自分でカウンターまで丼を返却するスタイルだ。
麺メニューは佐野ラーメンの一択で、ネギのみの「素ラーメン」や「チャーシューメン」も用意している。また各100円で背脂、くずチャーシュー、うずら5個、メンマ、ニンニク、生姜、白髪ネギ、ジョロキアとハバネロ配合の「激辛ペースト」を追加可能だ。ほか豚ニラ水餃子、えび水餃子、ラーメンスープで炊いた「おにぎり」も。
深夜0時までは生ビールやハイボール、ワインなどアルコール類も提供。今回はメニューに当店自慢の一品とある「チャーシューメン(1200円)」とハイボール(500円)を注文した。着丼までは10分ほど。混雑時は注文から提供まで最大で30分かかるとの注意書きがあるので早いほうか。食器もコップもプラスチック製での提供だ。
スープは丸鶏と野菜を炊いた清湯で、円みある醤油のカエシを重ねている。比較的サッパリとした飲み口ながら鶏のコクもあり、カエシも不足なく輪郭がくっきりしているので物足りなさは無い。そこに佐野ラーメン特有の青竹で打った平打ちの中太縮れ麺を合わせている。チュルリとした食感で喉ごしも良く旨い。
チャーシューは煮豚が5枚。脂身と赤身のバランスが良い三枚肉で塩味も丁度良し。これは白飯が欲しくなる味だな。ほか出汁の染みたメンマ、うずらの卵、ナルト、刻みネギがトッピングされている。あっという間に完食した。変則的な営業日時のため少々ハードルは高いが、深夜の残業メシにはもってこいだろう。
<店舗データ>
【店名】 佐野ラーメン 進る家(すするや)
【住所】 東京都中央区日本橋横山町8-5
【最寄】 JR総武本線「馬喰町駅」3番出口徒歩2分