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【新橋】 背脂煮干中華そば 和市 新橋本店「味玉 背脂煮干中華そば(1000円)+玉ねぎ(100円)」

新橋で人気の燕三条系「背脂煮干中華そば」

JR新橋駅の烏森口から歩いて4分ほど。柳通りから一本入った路地で2021年3月31日から営業する「背脂煮干中華そば 和市 新橋本店」へ。店主の村治亮介氏は元々は自由が丘「三拍子」、渋谷「ばんざい」など居酒屋を経営してきたが、違う業種でチャレンジをと地元・新潟の「背脂煮干中華そば」を引っ提げコチラを出店した。

新橋ではすでに多くの勤め人の支持を得ており、2024年6月に大崎に2号店を出店。勢いを増している。白い暖簾をくぐると店内はL字カウンターに11席。麺メニューだが、ラーメン類は「背脂煮干中華そば」と背脂なしの「あっさり中華そば」2軸で、それぞれ醤油と塩を用意。ほか「つけ麺」や「まぜそば」も提供している。

追加トッピングにはチャーシュー、味玉、生たまご、玉ねぎ、岩のり、メンマ、茹で野菜をラインナップ。またライス、たまごかけごはん、背脂肉玉ごはんといった飯モノもあり、ビールやレモンサワーなどを飲ることも出来る。今回は「味玉 背脂煮干中華そば(1000円)」に玉ねぎ(100円)を追加しオーダーすることに。

なお背脂は多め・少な目のオーダーにも対応しているが、今回は特に指定せず「並」でお願いした。着丼までは7分ほど。スープは瀬戸内海産の煮干しを主軸に昆布、少し乳化させた豚の出汁を合わせたもの。そこに醤油に煮干を加えたカエシを重ねている。燕三条系がベースなのでスープ自体はサラリとした飲み口だ。

それでいて、ひと口啜れば煮干や豚の出汁の旨味、背脂のコクが一気に押し寄せてくる。煮干は香り十分ながら強烈というほどではない。それだけに豚の旨味を感じやすいチューニングのようだ。そこに泳ぐのは三河屋製麺の中太麺。麺肌はツルツル、食感はモッチリ。スープとの相性は抜群だ。こりゃ箸もレンゲも止まらない。

チャーシューは薄切りの豚肩ロース肉が2枚。背脂と玉ねぎの相性は言わずもがな。適度に辛味を抜いてあり丼全体をスッキリさせてくれる。ほか黄身ネットリの味玉と岩海苔が乗る。卓上には一味、白と黒の胡椒、酢、カエシが。なおスープはニンニク不使用だが、欲しい場合はスタッフまで。次回は「まぜそば」を啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 背脂煮干中華そば 和市 新橋本店
【住所】 東京都港区新橋3-14-6
【最寄】 JR山手線「新橋駅」烏森口徒歩4分

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