肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 大宮】 手揉み中華そば 中村「特製中華そば(1250円)」

「狼煙」の新ブランドは水+鶏の絶品清湯

JR大宮駅の東口を出て、大宮の歌舞伎町こと南銀座通りを歩いて5分。2020年11月17日にオープンした「手揉み中華そば 中村」へ。こちらは大宮周辺に数店舗を展開するつけ麺の雄「狼煙」の店主・中村氏が、その名を屋号に冠した新ブランド。濃厚豚骨系の狼煙とは全く毛色の違う、鶏清湯に手揉み麺という一杯で勝負する。

基本の麺メニューは、醬油と塩の2種の「中華そば」のみで、味玉、ワンタン、チャーシューなどを追加トッピング可能である。また、この日は限定麺「生姜醤油中華そば」も提供。一方、飯モノにはローストポーク丼、とり玉ご飯、玉子かけご飯をラインナップする。今回は「醬油中華そば」を全部入りにあたる「特製」で注文した。

スープは、はかた地どり、阿波尾鶏、タマシャモ、大山鶏とブランド鶏を惜しげもなく炊いた出汁に、コクのある醬油のカエシを重ねた醬油清湯。鶏の旨みに鶏油の香ばしさが相まって、深みのある飲み口に仕上がっている。これは旨い。そのスープに、店入口横の製麺機で打った、平打ちの手揉み麺を合わせている。

加水率高めで弾力があり、スープとの相性は抜群だ。チャーシューはタレの効いた豚バラ肉と、薄味の豚ロース、しっとりした鶏ムネ肉が1枚ずつ。いずれも絶品だ。肉餡のワンタンは、皮の小麦の風味も良く旨い。ほか「マキシマムこいたまご」の味玉、柔らかな細切りメンマ、刻みネギが乗る。うーむ、狼煙は清湯も旨いとは・・・

<店舗データ>

【店名】 手揉み中華そば 中村
【住所】 埼玉県さいたま市大宮区下町1-30-3
【最寄】 JR東北本線「大宮駅」東口徒歩5分

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