のどぐろ出汁は1600円!華やかな豚清湯を赤坂で
赤坂みすじ通りに2018年7月にオープンした「なかご」へ。酸辣湯麺でおなじみ「赤坂榮林」の隣、大きな暖簾が目印だ。「なかご」とは、刀身の柄に被われた部分を指す。そこに刀鍛冶が銘を切ることから「見えない部分に魂を込める料理を」との意味でつけた店名だそうだ。店の暖簾にも「茎(なかご)」の文字が。
黒を基調とした落ち着いた雰囲気の店内は、カウンター9席、テーブル4席。ラーメンは豚骨清湯「純粋豚そば」の醤油、塩のほか、のどぐろ出汁を加えた一杯の計3種類。カウンター奥には南部美人、上喜元、宝山、ウイスキーなどの瓶も見えるが、今後、酒の肴や揚げ物、一品料理も提供していくようだ。
今回は麺メニューで最高値、一杯1600円の「叉焼純粋豚そば のどぐろ」をオーダー。この「のどぐろ」は数量限定だそうだ。スープは豚骨のみを使用したアッサリ目の清湯を主役に、のどぐろ出汁を合わせている。醤油のカエシも出汁の風味を損ねない良い塩梅。三河屋製麺のパツパツの中細麺もマッチしている。
叉焼は甘めの煮豚。ほか具材にはアスパラ、オクラ、紫玉ネギ、白ネギ、人参、ヤングコーン、白キクラゲ、アオサ、とろろ昆布、揚げ湯葉、イクラを使用。とにかく品数が多く華やかな丼相である。卓上の一味、ニンニク、白胡椒で味変し完食。なお、麺量が少ないので、大食漢は替え玉か飯モノの追加をオススメする。
<店舗データ>
【店名】 なかご
【住所】 東京都港区赤坂3-16-3
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩4分