特級鶏蕎麦龍介が仕掛ける豚清湯
JR常磐線・土浦駅の西口から歩いて4分ほど。北関東屈指の風俗街「さくら町」のきらら通り沿いで2018年8月から営業する「土浦麺処 龍乃舞」へ。こちらは土浦にある鶏白湯の行列店「特級鶏蕎麦 龍介」がプロデュース。旨みたっぷりの「豚清湯」を提供している。白い暖簾をくぐると、店内はカウンター6席と4人がけのテーブル席が。
麺メニューは醤油・塩の2種の「中華そば」に加え、つけそば、油そばも提供。餃子や飯モノも用意している。今回は「中華そば 醤油(800円)」に味玉(100円)を加えて注文した。見た目にもオイリーなスープは、ゲンコツ、背ガラ、豚足にチャーシュー用の豚肉を加えて14時間炊いたもの。粘度は低くサラっとしているが旨みは濃厚だ。
豚を絞りつくした感じだが嫌な臭みはなく、豚エキスをしっかり濃縮。カエシの味も強すぎず、まさに豚を楽しむためのスープである。一方、厨房には「龍介」の文字が入った麺箱が。そう、この濃厚な豚骨スープに合わせるのは「特級鶏蕎麦 龍介」特注麺。プリっとした極太縮れ麺で、噛むとモチモチして旨い。この相性は癖になる。
チャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロースと、ホロホロに仕上がったバラロール肉が1枚ずつ。どちらも良い味だ。味玉は黄身がトロリと流れ出すタイプ。ほか、メンマ、銀杏切りの白ネギ、刻んだ小ネギがトッピングされる。さすが龍介プロデュースだけあり、しっかり個性のある一杯を楽しめた。次は「つけそば」も啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 土浦麺処 龍乃舞
【住所】 茨城県土浦市桜町1-14-7
【最寄】 JR常磐線「土浦駅」西口徒歩5分