ご当地ラーメンチャレンジ第3弾は「麺やようすけ」
東京駅地下のラーメンストリートで、2021年7月から始まった「ご当地ラーメンチャレンジ」。25か月にわたって東京初上陸の有名店やラーメン史を語る上で外すことの出来ないご当地の名店が、100日ずつ次々に登場するという企画である。第1弾は神奈川県戸塚の「支那そばや」が、第2弾は熊本の名店「天外天」が出店し盛り上げた。
そして2022年3月4日から6月13日の第3弾は、佐野ラーメンの名店「麺屋ようすけ」が東京に初出店。本店は東武佐野線・田島駅そばで2012年に創業した。ご主人の田邉庸介氏はゴルフのティーチングプロからラーメン業界に転身。佐野ラーメンの歴史の中では比較的新しい店舗ながら、トップクラスの人気を誇る名店である。これは楽しみだ。
さて麺メニューだが、ベーシックな「醤油ラーメン」と、背脂入り「塩ラーメン」、さらに「背脂生姜醤油ラーメン」の3種をラインナップ。チャーシュー、煮たまご、ワカメ、のり、背脂、ニンニク生姜ペーストなどを追加トッピング可能だ。またライスに加え、チャーシュー丼、スタミナメンマ丼といった飯モノも用意している。
今回は「特製 醤油ラーメン(1200円)」を注文。透き通ったスープは鶏ガラや豚ガラ、野菜、牛脂などからとった出汁に、円みのあるカエシを重ねた優しい味の清湯だ。味は強くないが旨味は十分。鶏油の香りも良く旨い。そこに、佐野ラーメンの特徴である青竹で打った手打ち麺を合わせてる。多加水で平打ち。プリっとした食感でコシもあり絶品だ。
チャーシューは豚バラ肉が3枚。箸でほぐれるほど柔らかだ。ほか、生姜のきいた肉餡のワンタン、黄身ホックリの味玉、ホウレンソウ、メンマ、ナルト、海苔、刻みネギがトッピングされる。どうしても東京ラーメンストリートだと一杯1200円と値が張るのが痛いが、この一杯なら納得。2022年6月13日までとのことなので、気になる方はお早目に!
<店舗データ>
【店名】 麺屋ようすけ 東京ラーメンストリート店
【住所】 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F
【最寄】 JR「東京駅」八重洲中央改札より1分
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