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肥宝館 -貧すれば丼する-

【人形町】 汁なし担担麺ピリリ「白胡麻担担麺(950円)+温泉卵(100円)」

「阿吽」ゆずりのハイレベルな汁なし担担麺

東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅の7番出口から歩いて2分ほど。新大橋通沿いで2016年7月から営業する「汁なし担担麺ピリリ」へ。コチラは文京区湯島の行列店「四川担担麺 阿吽」のセカンドブランドとのこと。水天宮前の本店のほか、末広町駅そばに秋葉原店、マロニエゲート2の地下に銀座店も展開中で、いずれも評判は高い。

エレベーターを上がった2階にある店舗は、テーブルがメインで全20席ほど。麺メニューは汁なしの「白胡麻担担麺」「黒胡麻担担麺」を筆頭に、四川のローカル和え麺「四川燃麺」、「汁あり担担麺」をラインナップ。また限定メニューとしてカロリーオフの「担担しらたき」や「四川麻婆豆腐」「担担丼」も提供している。

また、麺大盛や激辛に加え、肉増し、野菜増し、温泉卵、パクチー、白髪ネギ、みょうが、タマネギといった追加トッピングも用意。エビスビールや、ベルギービール「VEDETT」のホワイトIPAも楽しめる。今回は「白胡麻担担麺(950円)」に温泉卵(100円)を追加し注文。辛さは控えめ、普通、辛めの3段階から選べるが「普通」でお願いした。

待つこと5分ほどで、大きな白い丼に盛り付けられた一杯が到着。温玉は別皿での提供だ。さっそく丼全体をよく混ぜて食べ進める。底に沈んだタレは芝麻醤と辣油がベース。花椒をまとった肉味噌と相まって、麻と辣の要素が程よく調和する。辛さは「普通」をチョイスしたが、辛さと痺れいずれも不足なし。これは旨い。

一方の麺は、しなやかでモッチリした中太麺。タレや具材との絡みも良く、箸が止まらない。ほか具材はシャキシャキの水菜、香る干し海老、刻みネギ。途中で温玉を加えれば円やかさが加わり、また違う表情に。残った汁も旨いので、これならライスも頼むべきだった。完成度の高い一杯。次回は四川燃麺とやらを啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 汁なし担担麺ピリリ
【住所】 東京都中央区日本橋人形町2-15-17
【最寄】 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」7番出口徒歩2分

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