ピンクの味玉が印象的。元「光ら~めん」で塩を
JR東十条駅そばで2010年から営業していた「光ら~めん」。昼酒を煽った後のシメに、こちらの塩ラーメンが丁度よく、かつて何度か訪れたことがあった。しかし2016年7月に店主が変わり、その後、店名も「かすみそう」に改め再スタート。メニューはそのままのようだが、新しい店主になってからは初訪問だ。どんな具合だろうか?
カウンターのみ6席の店内は、まさに下町の飲み屋。つまみメニューで1杯ひっかける常連の姿も。メニューは動物魚介、塩、正油の3種のラーメンと、動物魚介のつけ麺。辛味やネギソース、鶏と豚のチャーシュー、つくね団子などをトッピング可能だ。選ぶのが面倒という方は「特製」でオーダーすれば、まあ間違いはない。
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オーダーしたのは特製塩ラーメン。鶏の旨味が出た清湯で、塩ダレのバランスも悪くない。ミルで挽いたをガーリックチップが、また食欲をそそる。つくね団子は「光」時代より小粒になったか。チャーシューは鶏と豚の2種で、どちらも塩で煮た程度の薄味。そして、こちらの顔とも言える、ピンクの味玉も健在だ。
これは「桜えびの味玉子」。桜エビで煮て色を付けたものだが、以前に比べて桜エビの風味も色も控え目に感じる。エビの風味が苦手という人もいたそうだが、どうせなら振り切ってほしいものだ。新しいご主人は元気の塊のような方で、接客も丁寧。味は少しずつ変え工夫しているようで、ぜひ頑張って頂きたい。
<店舗データ>
【店名】 かすみそう
【住所】 東京都北区東十条4-4-6
【最寄】 JR京浜東北線「東十条駅」徒歩2分