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【高知 帯屋町】 製麺処 蔵木「牛モツつけ麺(890円)」

高知県下No.1の呼び声高い「つけ麺」

高知市街を東西に走る路面電車「とさでん交通 伊野線」の堀詰駅から歩いて1分ほど。帯屋町のアーケード商店街から、ちょっと脇に入った路地にある「製麺処 蔵木」へ。コチラは高知市西部の鴨部にある「ちっちょ」のセカンドブランドで、繁華街・追手筋の「ソライロ」も同系列だ。いずれのブランドも評判が高い。

その中でも頭一つ抜けて人気の「蔵木」は、高知インターのそば、お隣の南国市、愛媛県松山市にも支店を展開中だ。麺メニューは濃厚豚骨魚介系の「つけ麺」が主軸で、牛モツ入りや担々つけ麺も提供。さらに、残ったつけ汁は100円で「ごはん割り」に出来るほか、つけ麺用の生卵(60円)なんてのも用意されている。

ほか、煮干しの中華そば、鶏ベースの「蔵木の中華そば」、担々らーめん、濃厚魚介豚骨らーめん、台湾まぜそば、梅塩ラーメン、1日10食限定の「鶏そば」などもラインナップ。高知名物の屋台餃子、水餃子、ホルモン醤油煮込み、ガーリック焼飯などサイドメニューも充実。今回は人気No.1という「牛モツつけ麺」を注文することに。

25種類の食材を13時間煮込んだという粘度の高いつけ汁は、動物+魚介と珍しくない構成だが、甘味は控え目で香ばしさを感じる味わい。節系が先行し、豚骨や鶏がそれを下支え。いわゆる「またお前か系」に埋没しない個性が光る。そこに、4種類の国産小麦をブレンドして練り上げた自家製の中太麺をくぐらせ啜っていく。

そして具材の「牛モツ」はマルチョウだろうか。プリっとした脂は甘味があって旨い。つけ汁がヘビーなので途中でレモンを絞って麺をシメ、サッパリと頂いていく。最後は和風出汁でスープ割りをしてもらい完食した。今回は「ひろめ市場」で呑みすぎたので、ノーマルサイズにしたが、次回は麺大盛で特製を頼んでみたい。

<店舗データ>

【店名】 製麺処 蔵木
【住所】 高知県高知市帯屋町1-10-12
【最寄】 とさでん交通伊野線「堀詰停留所」徒歩1分

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