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肥宝館 -貧すれば丼する-

【錦糸町】 錦糸町中華そば さん式「特製 全部のせ 烏賊背脂煮干中華そば(1420円)」

人気店出身店主の「烏賊煮干」を

JR錦糸町駅の北口から歩いて8分ほど。オリナスの北側を走る蔵前橋通り沿い、都営太平南アパートの1階に2022年6月11日にオープンした「錦糸町中華そば さん式」へ。地下鉄なら4番出口が最寄りだ。ご主人の谷地氏は本郷三丁目の人気店「麺屋 ねむ瑠」で店長を務め、満を持して独立。ご夫婦で店を切り盛りする。

屋号の「さん式(さんしょく)」は、ご主人の「朝昼晩の三食食べても飽きない美味しい中華そばを提供したい」という思いから。店内はカウンター5席と4人掛けテーブル4卓の計21席。麺メニューは主力の「烏賊背脂煮干中華そば」に加え、鶏・豚に煮干・節、香味野菜を炊いた清湯の「中華そば」も用意している。

なお、券売機には「こく塩中華そば」の表示もあるが、まだ準備中のご様子。ほかサイドメニューには「そのまま食べられる替え玉」や「ラーメンと食べる牛丼」などもラインナップしている。今回は「烏賊背脂煮干中華そば」の「特製全部のせ」を注文することに。1杯で1,420円とかなり値は張るが…

烏賊煮干と言えば「ねむ瑠」でも人気の一杯だが、アチラは濃厚系の白湯で、さん式は烏賊煮干を使ったサラサラの醤油清湯。烏賊の旨味がしっかり抽出され、ややビターな飲み口で良い味に。そこに粒大きめの背脂が浮かび、コクを与えている。そこに合わせるのは、菅野製麺所製の平打ち気味の中太縮れ麺。

チュルっとした食感でスープとの相性も良い。チャーシューはトロっとしたバラ肉が4枚。ほか、黄身ネットリの味玉、香り良いアオサがたっぷり、辛味を抑えたタマネギ、小松菜、細切りメンマ、柚子皮がトッピングされる。「ねむ瑠」とはまた違った烏賊煮干、あっという間に完食してしまった。次回は「中華そば」を啜ろう。

<店舗データ>

【店名】 錦糸町中華そば さん式(さんしょく)
【住所】 東京都墨田区太平4-2-1
【最寄】 JR総武本線「錦糸町駅」北口徒歩8分

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