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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 古河市】 麺堂 稲葉 古河本店「とりそば(850円)+全部のせ(400円)」

茨城の鶏白湯のレジェンド「麺堂稲葉」

茨城県古河市で不動の人気を誇る「麺堂 稲葉 古河本店」。最寄駅はJR宇都宮線と東武日光線の「栗橋駅」で埼玉県だが、お店は利根川を渡った先、茨城県にある。栗橋駅からは2.3キロ、徒歩25分といったところか。県道56号=とね南通り沿いにあり、広い駐車場を完備しているので車でのアプローチがオススメだ。

創業は2007年。当時まだ古河界隈では珍しかった鶏白湯のつけ麺を看板に据え人気に。2013年には埼玉県久喜市に2号店「麺堂 稲葉 Kuki Style」もオープンし、両店とも高い評価を得ている。ご主人の小林真也氏ご夫妻は熱狂的なB'zのファンとして知られており、屋号の「麺堂 稲葉」も稲葉浩志さんに由来する。

店内にはB'zのグッズが溢れ、モニターではライブDVDも流れている。客席はカウンター7席と4人掛け小上がり3卓の計19席。訪れたのは休日の13時半で、先客20組60分以上待ち。先にスタッフにオーダーを告げ、呼び出しブザーを持って敷地内で待つ。ブザーもCDジャケットがあしらわれたB'z仕様に。13番は「ALONE」か。

麺メニューだが、店頭の幟に「鶏道に終わりなし」とあるように、コチラの主軸は鶏白湯だ。その鶏白湯が「とりそば」「中華そば」「つけ麺」「煮干しつけめん」など。一方、鶏清湯もあり「鶏出汁らーめん」「生姜にんにくらーめん」「塩つけめん」などを用意している。さらに油そば、煮干し油そばもラインナップ。

そしてサイドメニューには水餃子、大粒焼き餃子、チャーシューといったツマミ類や、チャーシュー丼、鶏ロース丼、ユニークな「本日の肉ライス」といった飯モノも揃えている。一番人気は鶏白湯つけめんの塩味だそうだが、今日はラーメンの気分。鶏白湯「とりそば(800円)」の塩を全部のせ(400円)でオーダーした。

スープは粘度の高い鶏白湯で旨味たっぷり。嫌な臭みは無く、濃厚だが後味はスッキリ。そこに磯屋商店特注のパツっとした食感の中細ストレート麺を合わせている。さすが長蛇の列が出来る人気店。麺とスープだけで流石に旨い。チャーシューは豚バラ肉と、低温調理でしっとりした仕上がりの鶏胸肉が2枚ずつ。

いずれもしっとりした食感で絶品だ。ほか、黄身ネットリで味のしっかり入った玉子、柔らかな穂先メンマ、辛みを抑えた刻み玉ネギ、小口ネギがトッピングされる。どの具材もハイレベルで、後引く旨さの一杯である。こりゃ清湯も啜ってみたい衝動に駆られるな。また1時間ほど並びに来てみるとするか。

<店舗データ>

【店名】 麺堂 稲葉 古河本店
【住所】 茨城県古河市大山560-1
【最寄】 JR宇都宮線・東武日光線「栗橋駅」徒歩25分

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