和洋中の料理人の経験が活きたメニューの数々
京成津田沼駅の北口から歩いて6分ほど。津田沼第2住宅そば、「栄昇らーめん」と同じ通り沿いで2018年7月から営業する「麺屋 宜候(ようそろ)」へ。飲食業界に入って24年間、和洋中、居酒屋と食の仕事に携わってきたご主人。大好きなラーメンを通じて自分の想いを表現したく創業した…と内壁一面に説明書きが。
なお、屋号の「宜候(ようそろ)」は航海用語で、船を直進させることを意味する操舵号令だ。海軍や自衛隊関連の映画やアニメなどで耳にしたことのある方もいるだろう。店内も船をイメージした内装とのこと。カウンターとテーブルで合わせて15席ほどで、家族連れはもちろん、ベビーカーでの入店も可能だそうだ。
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麺メニューは、煮干しと鶏白湯を合わせた「濃厚中華そば」を筆頭に、あっさり中華そば、梅塩らーめん、海老らーめんを用意している。ほか「つけそば」「まぜそば」、新メニューの「カプチーノ黒担々麺」「カプチーノ白担々麺」もラインナップ。また、炙りチャーシュー丼、ルーロー飯、残りスープに入れる「追い飯」といった飯モノも。
ざっと券売機を見た感じでは、すべての麺類が味玉入りとなっているようだ。今回は、店イチオシの「味玉 濃厚中華そば(950円)」をオーダーした。スープは片口煮干しと、鯖、潤目鰯の節をブレンドして炊いた魚介スープに鶏白湯を重ねたもの。煮干しも香るが鶏の方が勝っている印象。そこに中太でモッチリした麺を合わせている。
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チャーシューは炙ったバラ肉が2枚。ほんのり甘めの味付けで、厚みがあってホロホロ柔らかく旨い。ほか、黄身ネットリの味玉、穂先メンマ、海苔、辛味を少し残したタマネギ、小ネギがトッピングされる。もう少し煮干しを前面に押した味の方が好みだが、濃厚で食べ応えのある一杯だった。次回は「あっさり中華そば」を啜りたい。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 宜候(ようそろ)
【住所】 千葉県習志野市津田沼2-6-34
【最寄】 京成本線「京成津田沼駅」徒歩6分