今年の中3生の内申が出始めています。
内申は点数に比例して付けられると信じたいですが、なかなか難しい部分もあるうようです
受験生の親御様におかれては、内申を一つでもとってほしいというお気持ちがあるのは当然ですが
それが行き過ぎてしまうと受験とは関係の無いプレッシャーをお子さんに与え、親の自己満足や見栄の為に
内申にうるさくなりかねませんよね?
内申は都立高校入試にどう関係しているか?今一度考えてみると
都立入試に関しては殆どの場合が7(入試):3(内申)です。
オール5で300点、入試得点500点で700点となります。
しっかり高校入試と生徒さんが向き合い始めてくれるは殆どの場合3年生になってからです。
部活動の引退などでいよいよ・・と実感も湧くのでしょうね
しかし、この時点で殆んど内申は決まっているような物ではないかと毎年思います
(勿論、生徒さんの懸命な努力が報われいくつか内申が上がる場合もあります)
なぜなら、3年生後半は殆ど入試対策に時間を費やし、学校の定期テスト対策に力を入れる事が
なかなか出来ないからです。
入試対策をせずに内申を上げる努力をする方が良いのでは?と考えられましたか?
入試対策は当日の7割を占める事を思い出していただければ、それは違うとご理解いただけるのではないでしょうか
「内申が足りていないから志望校を諦める」というお話を聞きます。
本当にそうでしょうか?
内申が足りていない理由をしっかり見極めて、お子さんの学力が今どの程度あるのかなど
本当に考えた結果なのでしょうか?
定期テスト当日の問題に全力で向かったのか?ミスは無かったのか、解放がわからなかったのか
それとも時間が足らなかったのか?作戦ミスがあったか・・・
これから入試当日までに改善できる部分でのミスだったのか、根本的に学力の問題なのか
で大きく分かれます
そもそもお子さん本人が目指している志望校に周囲が決定権を持っている事が不自然です
お子さんが諦めるなら仕方が無いですが、内申を見て入試当日に目指す得点を取ろうと真剣に考えているなら
最後まで応援してあげるのが、本当の応援だと私は思います
内申はもともと、当日にあらぬミスをしてしまった時の僅かな望みでしかないと感じます
オール5とか、5と4だけなど、300点に近いお子さんは逆に当日の入試問題に取り掛かれるのはこの時期からの
事が多く、4と3かもしれませんがこれまで入試対策をしてきた生徒さんと、結果的には大差は無いと思いませんか?
これはあくまで東京の都立高校入試に関してのお話です。他府県ではまた違うシステムがあり
対策も違いますのでご注意ください。
久しぶりの雨でした。乾燥から病気になりやすくなっていましたから恵みの雨ですね。
今日も頑張りましょう!!