小学生から中学生になり、国語の学習はどう変わっていくでしょうか?
小学生の頃は得意だったのに・・・と不思議に思っていらっしゃる親御さんは多いと思います
中学になると国文法が本格的に始まることが不得意となる原因の一つ
そして古典や漢文・詩の問題もありますね
小学生時代にお子さんが過ごしてきた環境に左右される教科とでもいいますか
国語は生活の中で培われる要素も含んでいます
語彙力は机の前でだけ養われるものではありませんよね
例えば、ご両親とお子さんだけの生活か、同じ屋根の下に祖父母などがいて
お子さんと接点があるなどでも変わってきます
「比喩」を使った話し方は現代っ子には馴染みがないでしょう
「遠まわしな言い方」や「仕草から感情を読み取る」ことも少ないかもしれませんね
中学の国語ではこうした内容も「学習」として勉強している・・・・と思うとわかりやすいかもしれません
中学生さんたちとの国語の授業では「主語・述語・修飾語」も理解できていな場合もあります
さらに、具体と抽象の意味も曖昧で使いこなすことが出来ないことも珍しくはありません
詩の問題を知識だけで解くには、かなりの学習時間を必要とするでしょう
心で感じ取る部分を知識で読み取ろうとしているのですから当然ですね
例えば
そこに春とは書いていなくても、これが春を詠った詩なのだと読み取るには
季語を知っている必要があります
そんな話をしていると、「季語って?」っと生徒さんに聞かれる時もありますが・・・
そうした力を付けるのも本来小学時代にしておきたかったっと子どもさん本人が思っていることでしょうね
そして、国語は書く力も必要とされてきます
自分の思い、状況なども含め伝えたいことを文章にするには語彙力は欠かせませんね
正直、作文を書く基本のルールなどは覚えることはさほど多くはありませんから問題ではありません
言葉を操る、豊かに表現するなどの基礎はやはり語彙力でしょう
ことわざ、慣用句、四字熟語なども夏休みの学習の中に含んでいくと
大きな成長になるでしょう
中学になったら国語が苦手になる前に国語という教科をどう学習するのかを
考えてみて欲しいと思います。
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