今日は1人の母として書こうと思います
子育て編です
娘は現在高校3年生になりました
中学1年生から、今私の運営する教室で学んできました
娘は安定感の少し弱めな性格で環境の変化や友達によって思考の揺らぎがあり
なにかに一途に打ち込める方ではないようです
そんな娘が今日は駿台模試に初挑戦します
教室からこの模試を受けるのは娘を含めて3名です
高学年を持つご家庭もそうでないご家庭も駿台模試は他の模試に比べると難しい
という事はご存知の事と思います
初挑戦という事で結果を期待している訳ではありません
勿論夏過ぎにはそれなりの数字を見たいと言うのが親の本音ですね
しかし、今回は最低ラインを設定しそれより上を行っていれば良しです
今回経験して欲しいのは
結果より試験を受けると言うズバリその事自体です
つい1ヶ月ほど前から、娘はとても悩んでいました
勉強優先できたこの数年間に疑問を持ったのです
「自分は空っぽな人間」と表現していました
勉強以外の雑学や生きていく上での知恵を何も持っていないと言うのです
実際、そんな事はないと思うのですが
中2の頃から比較的勉強に明け暮れる生活を送って来れば
ふと、そんな風に考える事もあるのでしょう
勉強以外の事をやってみたいという衝動に駆られるのもわかります
GWの少し前に娘を旅行に連れ出した事も逆効果になったようで
世界の広さを感じ、自分の小ささを痛感したようでした
(修学旅行では感じなかったようです)
大学入試を1年先延ばしにして、今もっと広い世界を観たい
自分をもっと広げたい
という気持ちを受け入れてあげる事は容易ではありませんでしたが
私はそれを良しとしました
迷いを持ったまま、入試勉強をしても結果は見えていますしね
しかし、今日娘は駿台模試に出掛けていきました
自分の想いを受け入れてもらっただけで、満足したのかもしれません
今、大学入試に向けて全力を尽くすべきだという事を頭ではわかっていも
時々そういう衝動に駆られる事があるのは娘に限った事ではないでしょう
娘の担当の講師陣にも自分の意志を話し、意見を聞く機会も与えました
講師陣も親身に考えて、言葉を選びながらアドバイスしてくれました
その結果、自分の意志で駿台模試を受けるという答えを出したんです
大学入試まで10ヶ月、この先迷いが出たらもう間に合わせるのは難しいでしょう
しかし、これまで受けて来た指導は適格で、今回の迷いが足を引っ張る事はなさそうです
6月からセンターを受ける生徒さんと受けない生徒さんで学習内容は変わっていきます
GWセンター特訓での結果から考えて
私立大志望でセンターが不得意な生徒さんはセンターは受けず、志望校対策となります
この特訓は社会系を抜いた800点満点でしたが(理数系進学希望生)
特訓前一切勉強をしなかった娘も参加していました
結果は500点には届きませんでしたが、まずまずの結果となりました
これまでの指導が適格だという事がここでもわかりますね
500点を超えた生徒さんは1名です
夏には国立を目指す生徒さん全員が7割以上をとれるように計画を立てています
なにも迷わず、右肩上がりの生徒さんなんていませんし、逆に社会に出てからがそれでは心配になります
人として成長しながら学力を向上させていく事が本当に優秀な人材を育てる事だと考えています
今日、駿台模試に挑戦している皆さん!思いっきりぶつかって来てくださいね!!