東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

なぜ入試で100点を取れたのか?

2014-03-11 07:00:00 | 高校受験・大学受験

今年の都立高校入試の一教科で

当教室の生徒さんは100点を出す事が出来ました!!

難易度が上がったと言われる教科

問題トラブルのあった教科です

 

トラブルがあった事で、その教科は受験生全員が5点を加算されました

100点を取った生徒さん(仮にMとします)

Mに、その問題はどう対処したかを聞きました

「ぱっと読んで、意味が理解できなかったのでスルーしました」

なるほど、つまりその問いには答えなかったという事です

つまり、それ以外の問題を全て答え、正答していたと言う事です

 

Mはもともとその教科が得意でした

しかし、学校での授業の遅れから習っていない単元も複数あり

とても焦っていました

当教室でも授業はしますが、全体を学習しますか

得意なMにとっては「もうわかっている」というところも多々あったでしょう

しかし

結果を出すお子さんほど、満足しないものです

「これでもう大丈夫」とは決して思わないんですよね

自分の中でわかっている範疇と講師が解説する内容に違いがないか、不足は無いか・・

と確認しながら授業に参加しているのがわかります

得意教科だからと気を抜かない!

一言でも、自分がまだ知らない事を教えてくれるのではないかと

むしろ、ワクワクしながら解説を聞いていたのではないでしょうか?

 

Mが100点を取れた理由は、真摯な学習姿勢があったからこそですし

この教科が得意だった事、好きだった事が関係していますよね

 

実はMは模試でも教室で実施する過去問テストでも結果を出せていません

今回100点を出した教科でもそうなのです

緊張しやすく、一つの問題にこだわりやすい傾向があり

入試当日には講師と私からのメッセージを書いた「お守り」を渡してありました

「緊張で上手くやれそうになかったら、開始前に読みなさい」と渡した時

「緊張しなかったら読まなくても良いんですか?」

なんて聞いたので

「もちろんよ」と言ってありました

 

入試当日、夕方に今日のでき具合を報告に来てくれた時

「お守りは読んだのかしら?」

「・・・・・・・読みました」

っとなぜか恥ずかしそうに照れ笑いをしていた事が印象に残っています

 

私は授業に入って指導しません

メンタルや心理コントロール、入試問題を解く上でのコツをアドバイスします

Mは私がそうした話をする時にいつも

「なるほど・・」「そうか・・・」

と頷きながら聞いていました

そして併願校の受験の時も、私の言葉を思い出した事などを

言葉少なに話してくれました

 

そして合否発表の日

夕方静かに現れて

「あ・・・あの・・・・・・・・・受かりました・・・一教科100点でした」

ともったいぶった口調で教えてくれこう続きました

「ここに来なければ、合格はありませんでした。本当にありがとうございました」

実はMは大手塾から去年の秋に転塾してきました

その時には模試も過去問もやっていませんでした

多くの教科で学習の遅れが目立ち、猛スピードでここまで来ました

私もMが本当に頑張って掴み取った合格を心から嬉しく思います

親御さんもきっと喜ばれているのではないかと思っています

 

嬉しい合格の知らせ、残念だった知らせも

一つのステップです

高校は通過点に過ぎません

いよいよ、大学への3年間が始まりますね

当教室では、高校生は上位大学、難関大学を目指す生徒さんを募集しています

センター廃止に伴い、今年の高校1年生さん達はのんびりする暇はありません!

スピードも学力も落とさずに走り抜けましょう!!

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。