東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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年間学習計画を立てよう

2015-03-15 13:16:44 | 高校生さん

小学生から中学生になる時は意外とはっきりした違いがわかるので

生徒さん自身も気持ちを引き締める部分がありますが

中学生から高校生になる時はあまり意識していない事が多いようです

しかし、受験スタイルも違いますし

学習法そのものが変わる事に速い段階で気がついて欲しいと思っていますが

なかなかそうならないのは、環境の影響かもしれないと思います

 

大学受験では内申はありません、高校卒業資格としての単位の習得となります

高校受験は内申点が含まれるので、その為に学校の成績を優先しがちですが

大学受験は違います

上位大学に進学する生徒さんが校内でトップにいるのは、その為に努力したというよりは

結果論で、入試に向けて学習している結果学校の成績も上位になったという感覚の方が正しいと思います

校内で上位をとっているから難関校に受かるのかと言えば別問題なのはそういう事ですね

 

大学受験は本人の受験です

周りがどんなに応援しようとサポートしようとそこに本人の意志がなければ名の通った大学への進学は

難しいでしょう

しかし、環境によってその意思を固くするかどうかも変わってくるものです

塾や予備校に頼らず自分の力だけで上位難関大学に進学する生徒さんも稀にいますが

我が子がその1人だと思われるならこのお話は役には立たないと思います

 

昨日は新高3の数学特訓で「ベクトル」が終了しました

新高3にとって既に未習単元があるというのは黄色信号です

逆算して考えると、1、2年生の間に単元学習を終わらせる必要があります

もちろん、入試に使う全ての教科とはいきませんから

英語、数学といった主要教科は最低終わらせておきたいものです

1年生には1年生の2年生には2年生の学習計画を設け、計画に沿った内容での学習理解が必要です

昨日は3年生一人一人にダイアリーを用意しました

入試までのダイアリーです

月ごとのカレンダーには講師が書き込みます

目標点、学習範囲、模試のスケジュールそして自習範囲などで、自習に関しても何時までにどこまでを終わらせるかを

指示しておきます

日ごとのカレンダーには生徒本人が書き込みます

主に今日学習した内容の教科とページを書き込みます

また、昨日は自習用教材を各教科分渡しました

これは、自習がより成果を上げる為のものになるように、生徒が選ぶのではなく

講師が選んだ教材で自習してもらう為です

 

1年間を通して何をすべきか、どの程度するのかが視覚化されていると「やる気を支える環境」が整い始めるのでしょう

大学進学を目指すご家庭にとって、お子さんのやる気が見られないとお子さんを責める前に

その環境が整っているかを考えてみる事も必要だと思います

まだまだ子ども、自分から目標を掲げ邁進する子どもはそう多くはありませんから・・

 

一緒に計画を作っていきましょう!

特に受験生には必要ですね、この春しっかりスタートしましょう!!

 


東大生から学ぼう

2015-03-12 11:43:01 | 学習全般

当教室に東大生が講師として来てくれてから1年以上が過ぎています

どの講師とも有意義で貴重な時間を過ごさせて頂いていますが

この数年間は国立講師陣がこの教室を盛り上げ、親身に学習指導に励んでくれています

「東大生から学ぼう」としましたが、当教室にいる国立講師陣から私が学ばせてもらった事

それは、1人の親としても非常に役立たせてもらっています

 

我が子を東大生に指導してもらうという事自体大きなメリットがありますが

こうした講師陣から刺激されている事が私の教室作りには大きな要素となっています

 

一緒に過ごしているといろいろな事を聞きたくなります

「そもそもなぜ東大を目指したの?」

「勉強はいつ、どのレベルだったの?」

「勉強が嫌になった事はないの?」

「親御さんはどんな人?」

「どんな家庭環境だったの?」

・・・・・・・・・・・・・etc

当教室の国立講師陣は人柄も良くとても話しやすい講師ばかりです

私が特に感心するのは

思いやりや優しさがあるだけでなく、お互いを尊重し認め合っている事

熾烈な受験戦争を勝ち抜いた余裕と風格とでも言うのでしょうか

20代そこそことは思えない落ち着きと思考力をもって指導に当たっている姿は社会人顔負けでしょう

そうは言ってもまだ学生です

卓上の知識だけでは世の中は通れません

その事も彼らはわかっているからこそ私の言葉にも素直に耳を傾けてくれます

だから今の教室がとても順調に回っているのでしょう

 

 

授業が終わってから講師陣とよく話をしますが、先日の話では

「東大に入って思った事は、東大生は広いんです。心が広い・視野が広い・思考が広い。だから

世の中には様々な考えの持ち主がいることを認めて、それを受け入れる事が出来る。そんな仲間が集まるのが

東大なんだと思います」

「東大入試問題は、知識だけでは解けない。広い視野で物事を捉えられる思考がないと解けないようになっている。

なので勉強だけ頑張ってもダメでもっともっと広い思考力をつける事も大切なんです。」

以前、この講師にどんな幼少期を過ごしたのかを聞いたことがありました

「すごく遊んでいました。それに両親が本当にいろいろな所に連れて行ってくれました。

今でもその事に感謝しています。」

極端な例だと思いますが、この講師は学生時代

どこの高校を受験するか、どの大学へ行くかは寸前まで親御さんは知らなかったそうです

つまり、我が子の学習に関知していなかったということになります

よく、頭の良い子の親は「勉強しなさい」と言わない

と言いますが、やはり彼の場合もそうなのです

 

東大生から学ぶのは子ども達だけではないですね

私も沢山の事を学ばせてもらっています

皆さんもぜひ東大生と接点を持って頂き我が子の教育に活かしてください!!


学ぶ姿勢を養う

2015-03-10 12:46:57 | まま塾

お天気の優れない休日でしたが、私と講師陣は初の旅行に行ってきました

月曜日の昨日はお休みを頂いてしまい、授業のあった皆さんにはご迷惑をおかけしましたが

しっかりリフレッシュして、より活気のある充実した授業を行えるよう

充電してきました!!

 

今日は学ぶ姿勢を養うという題名にしました

明日3月11日を前に

私たち大人を含め、子ども達にも今生きている事に対する責任と感謝について考えたいと思いました

 

普段の生活の中でついつい忘れてしまいがちな当たり前の事って沢山ありますよね

「ありがとう」「ごめんなさい」そういう言葉のやりとりや

毎日食事が出来る事、毎日学習できる事への感謝

私も気がつくと忘れていたりします

 

毎日学校に通う事ができる、それだけでもありがたい事ですが

私どものような塾に通わせてもらえるという事に感謝の気持ちを持っている人はどのくらいいるでしょう?

子どもと衝突した時に、親が思う事は

「1人で大きくなったような顔をして・・!」ですね

私も若い頃、親に言われた事がありました

成長過程において自分以外の人の気持ちを考えて行動したり、思いやったりする事が難しい時期もあります

 

教室で生徒さん達を見ていて残念に思うのは

文具を大切にしない姿を見た時に一番感じます

シャーペンを意味もなく分解したり、消しゴムをちぎってみたり、鉛筆をどこまでも削ってみたり・・・

それらの姿から、感謝のみじんも感じません

学べる事への感謝、支えてくださる方への感謝、今日も元気でいられる事への感謝

そうした気持ちが根底にあるお子さんは沢山の人を味方につけ、豊かな人生となりその事にまた感謝する

人生を豊かにする循環の根底には「感謝」があると私は思います

 

学習する時、例えば計算をする時に途中式を飛ばしてしまう生徒さんを多く見かけます

途中式がない事で、どこでミスをしたのか?どのように考えてその答えを出したのかがわからなくなります

そのせいで同じミスを繰り返す事は目に見えていますね

そうした生徒さんに多く見られるのは”消しゴムのカスの多さと、そのカスを机の下に落としても平気”

という変な共通点があります

消しゴムのカスの多さは、深く考えていない証拠だと考えられます

深く考える前に手が動き、考えがまとまっていないから消してはやり直す

講師陣の多くは消しゴムを使わないようにする為にボールペンで数学をしていたそうです

試験に挑む際も消しゴムを使わない工夫をしていました

そしてそのカスを机から下に払い落とすという行動

ここに感謝の気持ちがあるでしょうか?

それが迷惑行為だということに気がついていないとしたら、ご家庭でのしつけがだいぶ甘いのではないかと思います

いけないと思いながらも癖でしてしまうと言う事もあるでしょう

しかし、それがミスと考えた時、学習面だけミスを直せると言うのはおかしな話です

実際そうした生徒さんで成績がどんどん伸びるという事はまずありません

その他で言えば

ゴミの分別をしない生徒さんもいます

自分が分別をしない事で、誰にどんな迷惑がかかるかを考えていない証拠ですね

また人に迷惑をかけても平気だという精神では頭だけ良くなっても人として成長していませんから

社会で通用する人間になるのは難しいでしょう

 

生活態度と学力の関係は普段から考えて行動しているか?という共通点があることだと思います

勉強だけが頭を使う訳ではありませんよね、常に考えて行動している人は学習面でも自然と考える事が出来るように訓練されている

ということでしょう

 

せっかく塾に通い、学校に通っているならより実のあるものにしたいものです

その為に普段から考える事を習慣付ける、感謝する気持ちを持つ

それが学ぶ姿勢に深く繋がると私は思います

 

学べる環境にいる事に、今生きている事に感謝して今日も頑張りましょう!

 

 

東日本大震災において犠牲になられた皆様にお悔やみと被災された皆様に心からお見舞い申し上げます


新学年に向けての復習と入試

2015-03-04 12:43:49 | 学習塾

もうすぐ春休み、新学年に向けて復習をする時期です

とは言っても、通常授業では殆どの生徒さんは先へと進みます

春期講習の追加授業で復習をする事が多いです

 

中学生の各ご家庭との面談は1時間から1時間半の時間を頂き

学習面だけでなく、家庭での様子や進学に向けて親御さんのお考えも聞き

総合的に考えて計画を立てています

今年度の高校受験生は3名でした

偏差値65以上の高校へ進学した生徒さん1名

私立高校1名

都立志望校1名

となりました

みんな頑張った結果なので、晴れ晴れとした気持ちで新学年に向けて進んでいます

1名、とても心配していた生徒さんがいました

中学生活の中で、やく1年間不登校になってしまった生徒さんがいました

入試に重要な2年生の学習をほぼ未習の状態で3年生がスタートし、体も弱い為休みがちでした

でも、進学したい高校を見つけてからコツコツと学習を始め、粘り強く頑張りました

報告に来てくれたときの笑顔は最高です!

この笑顔が見たくて、私たちは毎年頑張っているんだと実感する瞬間です♪

 

昨日は私の娘と深夜まで話し合う時間がありました

大学入試に向けて、真剣にお互いに意見をぶつけ合いました

娘は「絶対に合格するから」と答えますが

沢山の受験を見て来た私にはその言葉ほど不確かなものはない事を伝えます

「合格を目標にどんなに頑張っても、知識を付けても受かるかどうかはわからないんだよ、

当日、実力を出し切れるか?ミスをしないか?時間通りに事が進むか?

十分な学力を付けても、受かるかはどうかは別問題なんだよ」

 

娘はちょっとビックリしていたようです

でも、その姿から多くの生徒さんが「勉強すれば受かる」と思っているのではないか・・という気持ちになりました

勿論、勉強して志望校に届く学習をする事は最低条件です

しかし、それをしたからと言って必ず受かる訳ではないんです

その証拠に、模試でとれだけ良い結果を出せたとしても、良い結果を出した全員が受かる訳ではありませんよね

模試ではC判定だった学生が受かって、A判定だった学生が不合格になることもあるんです

 

「絶対に受かる」と確信するには

例えば、東大に受かる実力を持ってその他の大学を受験する

つまり、偏差値を10以上下げて受けるなら使える言葉でしょう

 

私の娘は努力家で・・・と言いたい所ですが

どちらかと言うとのんびり屋さんで、精神面も強い方ではありません

高校受験を経て少しは強くなりましたが、大学入試に耐えられる精神力があるとは今の所思えないのです

学習に関しては真面目に取組み成績も少し伸びてはいますが

「絶対に受かる」という言葉に信憑性はありません

「東大を目指す意識と勢いでやってからその言葉を使いなさい」と伝えました

学力と精神力をもっともっと鍛える1年間です

 

面談からはどの親御さんからも「信頼しています」とのお言葉を頂いています

しかし、だからこそ安易に「受かる」という言葉は出せません

受かる為に必要な要素は多義にわたり、上位を目指す生徒さんにとっては

そのどれかが欠けているだけでも致命傷になります

一つの節目の新学年を好スタートで切る事で意欲が高まる事は誰も同じですね

その為にまずは復習からはじめ、理解度を深める必要があります

 

多くの子ども達は復習が好きではありません

新しい事の方が「これなら自分も出来るかもしれない」という期待に似た気持ちがあるのでしょう

しかし、復習する事の大切さを知っている子は結果的に先を急ぐ子より上を行く事になります

復習をするのは春休みが一番ですから、皆さんも書店で復習用教材を選ぶなどして

家庭学習を充実させてみてください

もちろん、当教室の生徒さん達には塾と家庭で復習をしてもらいます

 

高校生は12時間特訓が3日間あります

長時間の集中力を鍛え、思考力を養い、アウトプットに持っていく為の特訓です

センターでは8割をとらなくてはならない生徒さんが多く在籍していますから

みんな真剣に充実した1日になると思います

 

次の学年に向けて、次の入試に向けてスタートですね!!