新しいiMacは、OSも10.6、Lionという呼び名の、新バージョンです。マイナーチェンジではありすが、アップルの目指すところを、伺い知ることができるような気がします。
ひとつは、まだ試作段階ではありますが、iクラウドです。たとえばiTunesで曲を買うと、今までの最も普通のやり方は、パソコンでダウンロードし、パソコンと同期することによって、iPhoneでもiPadでも聴けるようにするという方法でした。しかし、これからは買った曲は自分のiクラウドにも保存されますので、パソコンとの同期は必要なくなります。パソコンを経由することなく、iPhoneで買った曲を、iPadでも直接iクラウドからダウンロードすればよいのです。アプリも同様です。
なお、今秋出されるiOS(iPadやiPhoneのOS)の新バージョンは、パソコンを経由しなくても、直接iPadやiPhoneで、無線でダウンロード可能になるそうです。まだ、機能は限られていますが、近い将来母艦としてのパソコンは、必要なくなるでしょう。
マウスは扁平なマウスで、背中を上下に指で擦ると画面がスクロールするなど、マウスの背中がiPadやiPhoneのスクリーンのような働きをします。過渡期で使い勝手はもうひとつですが、MacOSはiOSの方に、すり寄っていっているようです。