朝の支度をしながらテレビをつけてUSopen女子決勝を見ると、予想外の展開になっていました。ストーサーがセレナから1セット奪っているのです。しかも第2セット第一ゲームをブレーク。このゲームでトラブルが起きたようです。
どうやら、セレナのショット(サーブ?)がいいところに決まったのですが、ボールがコートに落ちる前に”カモン”という声を発してしまい、主審から注意されたらしい(ポイントのやりなおし?)。それで終われば何でもなかったのでしょうが、セレナが主審に執拗にクレームをつけ、主審がストーサーに1ポイントを与えました。これでは2009年の準決勝の再現です。
セレナも試合前から、9.11のこの日の試合は特別なものだと言っていたし、ニューヨークの観客も期待していましたから、私がテレビをつけたときには、会場中の観客から主審に対して大ブーイングが巻き起こり、異常な雰囲気になっていました。この中で毅然として審判を行ったエバ・アズデラキさん(だと思います)もさすがです。これぐらいの精神力がなければ、グランドスラムの決勝の主審は務まらないでしょうけど。
試合は誰もが予想していなかった、ストーサーの勝利で終わりました。