横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

球団経営

2011-10-20 23:25:01 | スポーツ

今年も横浜ベイスターズの売却が、話題にのぼっています。ファンとしては、横浜にとどまってくれることを願いますが、将来のことはわかりません。ライオンズが九州を去ってもう31年になるのに、九州の母が応援する球団はソフトバンクではなく、西武ライオンズです。果たして横浜のファンが、横浜が去ったあとも、この球団を応援するでしょうか。

プロ野球の球団経営は昔から楽ではなく、親会社が宣伝のため、赤字を承知で持っているということが多いようです。宣伝効果が薄れれば、親会社は球団を手放し、その時代に台頭してきた勢いのある業界の会社が買い取るというのは、今までも繰り返されてきました。

はじめは鉄道会社、新聞社。東映、大映、松竹といった映画会社が顔をそろえた時代もありました。鉄道会社が減り始めたころからいろいろな会社が登場しますが、大洋、ヤクルト、ロッテ、日ハムは食品系でまとめられるのでしょうか。そして最近は、ソフトバンク、楽天のIT系です。今回ベイスターズの買収に動いているのもDeNAというIT系。読売の渡辺さんではないですが、私もこの会社は知りませんでした。

チームを強くしたのに解雇される中日ドラゴンズの落合監督は、球団経営上はマイナスという判断のようですが、私には全く理解できません。多くのプロ野球ファンにとっても、そうだと思いますが。

クリニックの院長は、球団で言えば、監督とコーチと主力選手と球団社長とオーナーとGMを兼ねる立場です。診療の技術、内容を高めるのは当然ですが、施設の充実、よいスタッフの確保、アメニティ、宣伝に関することまで、すべてに責任があります。でもチームの監督は違います。もし球団の経営がうまくいっていないのなら、それは監督の責任ではなく、球団の経営者の責任だと思うのですが。

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