わが横浜DeNAベイスターズは、今年は最下位脱出(5位)を目標にしながら、期待の星、主砲候補の20歳の筒香選手を、キャンプ中のけが(バッティング・ピッチャーの投げた球がデッドボールになった)で欠き、さらにもう一人の主砲ラミレスもけがで出遅れました。ラミレスは、開幕数試合後からスタメンに復帰しましたが、おそらくけがが完治しないままの強行出場だったのでしょう、4月中は絶不調でした。
そのため打線は、昨年途中からテスト入団のようなかたちで加わった、かつてのホームランバッター大ベテラン中村紀洋選手が、今年はキャンプからしっかり準備ができ、期待以上の活躍をしてくれて、ただ一人気を吐いていますが、一人では勝てません。
今年は、ここ数年の横浜のレベルの中では一番先発投手が揃っており、4月中もそこそこがんばってくれたのですが、全く点をとれない打線に、なかなか勝ち星が得られませんでした。
5月2日、待望の筒香選手が1軍にもどってきました。いきなり3番サードで出場、2安打と1四球、勝利に貢献しました。ひとりが加わるだけで、チームはこんなにも変わるのでしょうか。堂々たる戦い方で、開幕投手高崎選手も、ようやく1勝目をあげました。あまりに打てないために、4月中はメンバーを固定できずにいたのですが、1番センター荒波、2番ショート渡辺、3番サード筒香、4番レフトラミレス、5番ファースト中村、6番ライト吉村、7番セカンド(今日は石川だが、現時点では藤田がベター?)、8番キャッチャー黒羽根という、今日のオーダーが、今年のベストオーダーでしょう。開幕して1ヶ月以上がたって、ようやく本来のメンバーが揃いました。
ベイスターズにとって、今日が、本当の開幕です。