今朝、日経メディカルという、医師向けの雑誌の記者さんから取材を受けました。テーマは小児鼻副鼻腔炎の診療と超音波検査についてです。お話しした内容は、
1. 小児鼻副鼻腔炎の診断において、粘性の鼻汁とともに痰がらみの咳が重要であること。鼻の症状は目立たず、夜や朝の痰がらみの咳が何週間も続いて受診するお子さんも多いのです。
2. 鼻の中の所見が重要なこと。同じ鼻汁という症状であっても、鼻汁の性質によって、アレルギーか鼻副鼻腔炎か見当がつくこともあります。鼻汁が何週間か続いたとき、ご家族はアレルギーだと勘違いされる場合も多いようですが、副鼻腔炎もけして稀な病気ではありません。
3. 子供さんは自分でうまく症状を訴えられないし、鼻の奥まで見ることも難しいことがあるので、画像診断も有用なことが多いこと。とくに超音波検査は侵襲なく繰り返し行える検査です。
4. 治療の第一は鼻処置であり、薬物療法だけではなかなか治らないこと。
5. 抗生物質は、必要ないときは使わない、必要なときには効く薬を選んでしっかり使うこと。
などです。
取材のとき、日経メディカルの今月号をいただきましたが、特集は”iPadで変わる医療”でした。
1. 小児鼻副鼻腔炎の診断において、粘性の鼻汁とともに痰がらみの咳が重要であること。鼻の症状は目立たず、夜や朝の痰がらみの咳が何週間も続いて受診するお子さんも多いのです。
2. 鼻の中の所見が重要なこと。同じ鼻汁という症状であっても、鼻汁の性質によって、アレルギーか鼻副鼻腔炎か見当がつくこともあります。鼻汁が何週間か続いたとき、ご家族はアレルギーだと勘違いされる場合も多いようですが、副鼻腔炎もけして稀な病気ではありません。
3. 子供さんは自分でうまく症状を訴えられないし、鼻の奥まで見ることも難しいことがあるので、画像診断も有用なことが多いこと。とくに超音波検査は侵襲なく繰り返し行える検査です。
4. 治療の第一は鼻処置であり、薬物療法だけではなかなか治らないこと。
5. 抗生物質は、必要ないときは使わない、必要なときには効く薬を選んでしっかり使うこと。
などです。
取材のとき、日経メディカルの今月号をいただきましたが、特集は”iPadで変わる医療”でした。