ツエーゲン金澤遠征(その2)・・東尋坊・永平寺

2015-06-18 18:31:41 | 大分トリニータ
金沢3日目の朝は快晴です。
昨日の観光バスは東口でしたが、今日は金沢駅西口から出ます。




9時15分 西口を出発しました。


石川県を離れて福井県の東尋坊に行きます。


本日のツアー客は17人です。
「今日はお客さんの人数を数えやすくて助かります」とバスガイドさん(笑)
年齢は40代くらいのベテランさんです。
さすがに資料は見ません。
あまりの話術の上手さに引き込まれました(笑)



「東尋坊(とうじんぼう)」 
東尋坊(とうじんぼう)に到着しました。



東尋坊とは福井県坂井市三国町安島の崖の名前です。
越前加賀海岸国定公園になります。



上から見た景色です。
穏やかな海に少し拍子抜けしました。


「東尋坊と言う名前の由来」 
東尋坊という僧が、怪力を頼りに、民に対して悪事の限りをつくしていました。
彼が暴れ出すと手がつけられず、誰も彼を押さえることが出来ませんでした。
平泉寺の僧たちは皆で相談し東尋坊を海辺見物に誘い出します。
酒に酔って横になった東尋坊を絶壁の上から海へ突き落としました。
東尋坊が波間に沈むやいなや、それまで太陽の輝いていた空は、たちまち黒い雲が渦を巻き青い空を黒く染め、にわかに豪雨と雷が大地を打ち、大地は激しく震えたと言い伝えられています。



遊覧船が出ていました。
時間がないので今回は諦めました。
1周 約30分間  1300円です。



ここは自殺の名所で名高いらしく年間平均で20人。
多い年は60人の方が亡くなられたそうです。



翌日、初めてお会いした石川県に単身赴任しているトリサポさんに東尋坊のことを話したら・・。


そのトリサポさんが冬に東尋坊を訪れたとき後ろから肩を叩かれ「どうされたのですか?」
「困ったことはないですか?」というようなことを話しかけられたといいます。


びっくりしなぜ自分に話しかけてくるのだろうと思い「あなたは誰ですか?」と聞くとNPOのボランティアの方だったそうです。


地元の人でも行かない冬の東尋坊に他県のナンバーで男一人だとやはり「あぶない」と思われるそうです。


崖自体は高く高所恐怖症の私ですがなぜか恐いとは思いませんでした。


考えると磯釣りに行くと、これほどではないけれど、岩から岩へ渡るのは少々危険なところも渡ってきました。


そう考えるとこれも「慣れ」なのかなと思います。
下が海ですと釣りの方に気持ちが行って恐い感情が薄れるのかもしれません(笑)


「あそこはめったに行かないし私も行ったことがない」とNPOの方が言うので興味津々さっそく行ってみました(笑)


そんなに危険とは思いませんでしたが歩けるところが狭くてすれ違えないのでお勧めはしません。


ただ、そこから嫁のいる場所を見ると今日一番の絶景でした。
画像の一番上の左にいるのが嫁です。
豆粒くらいに見えます。
だからといってこの場所を人生の最後にしようとは思いません。
授かった命は自分だけのものではないんですから・・・と自分にも言い聞かせました。


「永平寺」
12時30分 永平寺に到着です。
お土産屋さんの前にバスが停まりました。
有名な「ごまどうふ」です。



今日のお昼ごはんです。


ここから少し歩きます。
お寺の中でもこれからけっこう歩くのですがこのときはまだ知りません(笑)


「派出所」ってたしか平成6年の警察法改正で「交番」に変わったんじゃあなかったですかね?
まぁ「両さん」のファンですから「派出所」って名前が今でも好きです。


曹洞宗大本山永平寺は、今から約750年前の寛元2年(1244年)、道元禅師によって開創建された出家参禅の道場です。


33万平方メートルにも及ぶ広大な敷地です。



山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室・東司などの 修行の中心となる「七堂伽藍」があります。


曹洞宗には、大本山が2つあります。
ひとつはここ福井県にある大本山永平寺(だいほんざん えいへいじ)であり、ひとつは横浜市にある大本山總持寺(だいほんざん そうじじ)です。
これを両大本山といいます。




大本山の住職の正式な呼び方は貫首(かんしゅ)といい、「禅師さま」と親しくお呼びしています。


修行僧を写真で撮ることはできません。
その他は自由に撮れます。
とにかく広いです。  歩きますよ。


天井絵があります。


ここで「リス」「鯉」「唐獅子」の3つを見つけると良いことがあるそうです。
当然、探しましたが首が痛くなって諦めました(笑)


その他に日本一大きい「すりこぎ」「じゅず」「ワシ」もあるそうです。
もう何が何だかわからずにひたすら歩いて疲れました。



「僧堂」
修行僧の最も大切な場所です。




日本一おおきな「すりこぎ」です。





たぶん、この板を叩いて何かの時間を知らせているのではないかと勝手に推測しました(笑)




齢600年を越える老杉の巨木に囲まれた静寂なたたずまい、時が止まっているかのような空間に心が洗われました。



さて昼の観光も終わり金沢3日目の夜です。
嫁のiPhone に業務連絡が入ってきました(笑)
金沢といえばやっぱり「金沢 おでん」ですよ、と。
はい、行きました。
駅の中にある「黒百合」さん。


店の外で待つこと10分。
まずはいつもの生ビールで今日一日、お疲れさまの「カンパーイ」


おでんは上品な味でいくらでも食べられる味でした。
本当に美味しくいただきました。
ただカウンター席だったので地酒をいただいてゆっくり飲んで、とはいかなかったので早々にホテルに引き上げました。



いよいよ明日はツエーゲン金沢さんとの一戦です。
決して観光に来たわけではありません。
メインはこの一戦です。
大分で待っている仲間と共に戦います。
ということで

金沢遠征(その3)6月14日(日)金沢市内観光・ツエーゲン金沢vs大分トリニータ  に続きます。












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