ツエーゲン金沢遠征(完結)雪の大谷ウォーク

2015-06-20 18:17:51 | 大分トリニータ
金沢5日目。天気は晴れ。
最後の観光は富山県から登るバスに乗って室堂へ行きます。
「雪の大谷ウォーク」は嫁があこがれ続けた場所でした。
トリニータの試合を中心にその周りを観光する私たち夫婦にとって去年の「松本山雅」さん、今年の「ツエーゲン金沢」さんは試合日程がドンピシャでした。
室堂の気温は2度から5度。
真冬の格好に現地でダウンを着る予定にしています。
嫁は靴にスベリ止めを。



バスの中はおばちゃんの団体さんと一緒になり朝から元気な声が飛び交います。


朝、昼ご飯の中身がわからないのでコンビニでおにぎりを買っていったら配られた弁当の中身がおにぎりでした(笑)



バスはどんどん山の中に入っていきます。



日本一料金の高い有料道路です。
桂台から室堂までバスで 「51820円」 です。


気温はここで9度ということです。
室堂はいったい何度なんだろうと不安になってきます。



バスは大きなトンネルを右に左に曲がりながら登っていきます。
耳の奥がバリバリ鳴っています。


あまりの豪雪に木が耐えられなくて倒れてしまった跡です。


標高 1630mまで登ってきました。
室堂の標高は2400mなのであと800mもあります。


ここまでくると周りの道路に雪がチラホラ見えてきました。
もうすぐです。



景色が変わってきました。
高い木が見えなくなりました。



山が近づいてきました。


道の両端に雪の壁が見えてきました。
もうすぐ到着です。


駐車場に到着しました。


今日お世話になった観光バスです。


上から見るとこんな様子です。


さぁどんな雪の壁が待っているのでしょうか。


大谷ウォーク、出発です。


右側では子供達が「雪のスベリ台」で遊んでいます。


おっと、雪だるまが歓迎してくれました(笑)


天気も良く、景色が最高でした。


ダウンを着ていると暑いので脱ぎました。
足元には雪がなく普通の靴で十分でした。


どこの国? と思わせるくらい外国の人が多く、あちこちの言葉が飛び交います。


バスと歩く人の間にロープが張っていて小さい子供さんでなければ危なくはないと思います。


周りの景色に見とれながら道を下っていきます。


残り400mです。
もう少し。


段々、雪の壁が高くなってきました。


嫁、周りの雪の色と服が同化していました(笑)


「雪に刻む、メッセージエリア」がありました。


まず嫁が「かちてん3 トリニータ」と書きました。
後ろから「トリニータ かちてん1」という声が聞こえてきました。
え? どこかのサポさん、と探しましたが人が多くて誰が言ったのかわかりませんでした。


気を取り直して、その横に私が「大分トリニータ がんばれ!!」と書いたところ、大分の方ですか?の声に振りかえると金沢サポさんがいました。
昨日の試合の話をすると「うちはJ1に行けそうですか?」と聞いてきました。
「金沢さんは1年でJ2を抜け、J1に手の届く位置にいる一番勢いのあるチームじゃないですか」
「信じて応援してください、微力ですが私も応援します」と返事をしました。


その後、帰りにもう一度見たところその横に「J1へ」と書いていました。
その気持ちですよ。
ツエーゲン金沢さん 頑張ってJ1へ上がってください。


振り返った景色です。


今日の雪の最大の高さは「11m」です。
4月の開通時は「18m」でしたからだいぶん雪が溶けてきました。


とはいえ、近くで見るとすごい迫力に圧倒されてしまいます。


室堂ターミナルの中に「立山山頂簡易郵便局」があります。


ここで絵はがきを買ってママと留守番をしている青葉(孫)に出すことにしました。


喜んでくれるかな?


今日の天気は晴れ、風もなく、気温は11度でした。
それでも曇ると肌寒く感じました。
防寒服、雨具は絶対に必要です。


去年の秋、松本山雅さんとの対戦で長野県側から黒部ダムを経由してこの室堂で見たあの景色が未だに忘れられません。



秋の立山も感動しましたが、この雪の立山も忘れられない景色になることでしょう。





「雪の大谷ウォーク」 最高でした。



「称名滝(しょうみょうだき)」
さて室堂を離れ称名滝にやってきました。
この滝は、350 mという日本一の落差を誇る四段構成の滝です。


バスを降りて滝まで30分ほど歩きます。
ここで私たち、ガイドさんを含めて全員が後で後悔をします。


滝の近くまで後300mほどです。
歩いてきたので暑くて服を脱ぎました。
曇ってはいるものの雨の気配はまったく感じませんでした。


私はのんきに途中の花や


まるで絵はがきに出てきそうな風景をのんびりと撮っていました。


滝に着きました。
左が称名滝で、右が流量が増した場合のみに表われるハンノキ滝です。
ハンノキ滝の落差は497 m(一般には500 mとされる)で、350 mの称名滝よりも大きいものの、いつも存在している滝ではないとして、日本一の落差の滝として認められてはいません。



さぁ、引き返そうとしたその時、ポツポツと降ってきた雨はすぐに土砂降りの雨に変わりました。
急いでもバスまでは30分かかります。
全身びしょぬれです。
トリニータの雨具を持ってきていたのに山の天気をなめてバスの中に置いてきたことを後悔しました。
運転手さんが20本ほど傘を抱えて迎えに来た時は私も周りの人も「今更な」状態でした(笑)
まぁこれもいつの日か笑い話となり良い思い出になっていくことでしょうね。


こうして試合を含めて予定していた金沢観光は全て終わりました。
最後の夜はどこに行こうか迷いました。
とにかく居酒屋でもどこでも地元の人と話のできるカウンターを希望しました。
隣に座った方が金沢サポさんであれと期待して話しかけました。
ところが松本の人で4人で新幹線に乗るためだけに金沢に来たということで、残りの3人は女性なので自分だけ飲みに来たという話でした。
がっかりしながら去年、松本山雅さんと対戦するために松本に5泊6日して松本を堪能したことを話しました。
すると山雅さんのサポーターでもないのに松本山雅さんのことを詳しく知っていました。
この人と話が盛り上がりもっともっと話をしたかったのですが、翌朝が早いので仕方なくお別れしました。
それにしても松本山雅さんの裾野の広さにはいつも驚くばかりです。


翌朝、今日は大分に帰る日です。
まだ5時前というのにもうすっかり周りは明るくなっています。
来た時あれほど感動した「鼓門」も毎日見ているとそれが日常の風景に見えてきましたから不思議なものです。



思い出はたくさんできました。
ツエーゲンさんとの試合はもちろん、輪島の朝市、キリコ、東尋坊、永平寺、21世紀美術館、雪の大谷等々。


新しい出会いもありました。


来た時と同じサンダーバードに乗って帰ります。


前日、仲間の乗った飛行機が大分空港まで行きながら霧の為に関空まで引き返したと聞きました。
身近で起きるとビックリします。
「帰り着くまでが遠征です」といつも言われます。
仲間の皆さんも私たちと一緒の飛行機で無事大分空港まで帰ってきました。
今回も怪我もなく事故もなく無事に帰ることができました。
ご心配いただいたみなさん本当にありがとうございました。


明日はホームで強豪千葉を迎えます。
共に戦いましょう!
絶対勝ちましょう!

ツエーゲン金沢遠征 完結です。


























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