寅さん・両さん 鹿島遠征(その3)

2013-10-24 16:32:50 | 
寅さんのいる町、葛飾柴又に行ってきた。

高砂、柴又、金町のたったの3駅しかない京成金町線。





駅を出ると「寅さん」が出迎えてくれた。
銅像の下には、旅立つ寅さんの心境を山田洋次監督が語っている。
寅さんこと、車 寅次郎という男について。
そして、寅さんの故郷、妹への思いについて。





「本場アメリカのピンボール」って・・・・。
どんだけ懐かしいフレーズなんだ。
「ハイカラ」って何?  って言うんだろうなぁ、今の若い子は(笑)





柴又の参道

駅から歩いて行くと途中に参道が帝釈天まで延びている。






「男はつらいよ」の第1作から第4作まで撮影に使用した「とらや」





「土・日・祝日限定」の焼草だんごをいただく。
なぜなら・・おじさんと目が合ってしまったから・・・(笑)






磯の香りがして本当に美味しかった。
それにしてもおじさんの「目力に負けてしまった」・・と反省。





寅さんも産湯をつかった、帝釈天。

柴又帝釈天と言う呼び方が一般的だが、正式には「経栄山題経寺」と言う。
この門は帝釈天入口の「二天門」






境内には大客殿、釈迦堂、本堂、帝釈堂、鳳翔会館、喜見城、邃渓園等がある。

帝釈堂

このお堂の前にある立派な松は「瑞竜の松」と言う。
その姿形が、竜に似ているのでこの名前になったのではないだろうか。






山本亭

今回、寅さんの故郷をたどっていたら寅さん記念館に向かう途中にあった。
「 寅さん記念館への近道はコチラ」なんて案内があったので。







いやぁ、知らなかった。

寅さん記念館の名誉館長は、何を隠そう ”山田洋次監督” だったなんて。








寅さん記念館の入り口を入ると、”男はつらいよ” を作ったスタッフの紹介。

このイスに座って監督が指導してたんだって思うとついつい座りたくなったんだが
「座るな」って張り紙がしっかりあった(笑)








「くるまや」 撮影スタジオ

 第1作より最終48作まで撮影に使用したセット。
セットは「くるまや」の歴史と存在感を遺憾無く発揮して、その役割を終えました。
大船撮影所の閉鎖とともに、この記念館に永久保存されることになりました。
                      【寅さん記念館解説より】








この昭和の町ってかんじが懐かしい。
昔々の話
家の前の道路は舗装がされていなく、雨が降ったらでこぼこの道に水たまりができる。
車は1時間に数台しか通らず、穴ぼこを避けるため、右に左に蛇行しながら
自転車なみの速度で走っていた。

テレビもゲーム器も何も無い時代。
だからこそ私達は家の外で小学校1年生から6年生まで20人以上もの近所の子供達と
日が暮れるまで遊ぶ事ができた。
あの時代にもう一度帰りたいと思わないが、あのころの友人達に会いたいと思う。







寅さんのカバンの中身。
ドラエモンみたいになんでもあるんだね。
蚊取り線香が懐かしい(笑)






一つ一つ見ていたら時間なんてあっというまに過ぎていった。






江戸川の土手

野球をする人、絵を書く人、ランニングをする人、カップルで話をしている人。
何もしないで芝生で寝そべっている人(これが一番したい)
ストレスを忘れられるひと時です。







矢切の渡し
 
松戸から柴又へ、柴又から松戸へ。





この川幅は「150m」
この150mを約10分かけてのちょっとした船旅となる。
船に乗れるのは31人。
当然、子供さんやお年寄りがいるので乗り降りは助け合わなければ
ならない。 
知らない人とも肩を寄せ合って、みんな仲良く川を渡る。





船頭さんは川の説明をするわけでも
歌を歌うわけでもない。
疑問に感じたところ、あくまでも人を渡すのが目的なので・・・。
それはそうだ。
余計なものは何もない。
静かに、本当に静かにゆっくりと時間が過ぎていく。






次の目的地「上野」に向かう途中、ふと見た「亀有」の文字。
あわてて降りる。
JR亀有駅で降りたところ「両さんと麗子」がいた。
両さんもでかいが麗子はもっとでかい(笑)


知らない人のために・・・。

漫画本「こちら葛飾区亀有公園前派出所 」通称「こち亀」の主人公の「両さん・中川・麗子」達が
痛快に暴れるという内容。






駅の前には「両津 勘吉」像。
平成18年2月11日に建立したものだ。





続いて「麗子」像。
小さい。
あまりにも小さいので一度通り過ぎてしまった(笑)








でも、両さんの像はなぜかでかい。








こちらの両さんも私よりでかい。
でも足の長さは短い(笑)








そして「中川」像も麗子像とほぼ同じ大きさ。








やっと来ました。
上野「アメ横」








あまりの人の多さにぶつかりながら目指すはココ。
あまちゃんロケ地「アメ横女学園」



まだまだ続く

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