2019-9-22(日)大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( 25日目

2019-09-23 05:04:22 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-9-22(日)大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 25日目です。
北海道旭川市にある『道の駅 あさひかわ』で25日目の朝を迎えました。

天気は曇り 気温13℃
暖かい朝です。
人間の適応能力には感心しています。
寒がりの私ですが13℃が暖かすぎて長袖1枚で過ごしています。
まぁ昨日の黒岳ロープウェイの雪の中を半袖Tシャツ1枚の人には敵いませんが(本当に驚きました)



それにしてもさすがは大都市旭川。
大きいですね。
北海道に来て初めて車の渋滞に遭いました。
懐かしかったです。
いやいや、嫌味とかそういうのではなく、本当にそう感じているんです。

というのも北海道に来て、1時間走っても他の車とすれ違わなかったり、1日中車を走らせているにも関わらず歩いている人を誰も見かけなかったりが当たり前にあったんです。
なにせ小学生が通学している姿などはまだ2回しか見ていないんですから。
それも登校時に1回と下校時に1回だけです。
(大勢ではなく4〜5人)
そういうことに見慣れてしまって、渋滞している状況を懐かしく思ってしまったというわけなんです。

さて夜中に降り続いた雨も上がり、今日は曇から晴れへと天気も回復するようです。
観光するにはピッタリの日になるかも。

それにしても昨日の黒岳の紅葉が見れなかったのがどうも気がかりでなりません。
そこで今日はリベンジです。
再び紅葉を観に、旭岳ロープウェイへ行くことに決めました。

しかし観光の前に温泉らしい温泉に入りたいものです。
近代的な温泉はちょっと。
ということで『道の駅 あさひかわ』から走ること15分。

やってきたのは『龍の湯温泉』
中はレトロ感満載です。
こういうところですよ、入りたかったのは。
温泉は鉄分で赤茶色っぽく、湯温は高めで湯船は深めでしたが気持ち良く入れました。
施設自体は少し古いのですが掃除が行き届いています。
綺麗です。

ここではマッサージ器を使いました(1回=100円)
昔の古いモノです。
上下したり、幅を変えたり、叩いたり、足がエアーでどうたらこうたらなどはありません。
ひたすら同じ位置で揉むだけ。
揉む力は痛いほどです。
自分で肩の位置を変え、その痛みを堪えます(笑)
まるで罰ゲームのようなあんま器(マッサージ器ですけど、あえて)
でもこういうレトロな感じが好きなんですねぇ。
いつまでも置いてもらいたいあんま器です。
もちろん温泉も。

AM10時『龍の湯温泉』を出発!

AM11時30分 旭岳ロープウェイ到着。
さて紅葉は見えるのでしょうか?


下から見てみても紅葉らしきものが見えません。


そこでロープウェイから降りてきた人に聞いてみました。
『すいません、旭岳の紅葉はどうでした?』
『今年はダメですね。道も雪が降って溶けてぐちゃぐちゃでした』
『そうですかありがとうございました』というやり取りをした後、嫁といつもの会議。




もし紅葉が好転した場合と時間的に許せるようであれば、後日もう一度ここに来よう、という事で今日はこれから富良野に帰ってコインランドリーで洗濯することに。
結局、この日は温泉と洗濯で終始したのですが、オフにしては走ったぞー、と思っている私です(笑)

ということでこの日は観光はしなかったのですが、ここ北海道に来てずっと気になっていたことを少し書きたいと思います。


///////////////

北海道の道路でよく見かける、空中から吊るされた下向きの矢印。


こんなモノは大分では見た事がありません。
北海道に来た初日から気になっていました。

通称『矢羽根(やはね)』といいます。

 
矢羽根とは、道路の道幅を示す標識のことです。
これがないと冬場の雪に埋もれた道路ではどこからどこまでが道路なのか分かりません。
さらに視界不良時には頼りになる大切な道標です。

現在、国道に約10万本を設置しています。


矢印部分は真っ平らに見えますが、ほんの少し角度をつけ、着雪を防ぐなどの工夫もしています。
材質はアルミ製がほとんどです。
矢羽根の長さは縦1m20cmと、子供の背丈ほどあります。


幅は矢印部が35cm、それ以外は15cmです。



基本的に路面から5mの高さに設置されています。




///////////////

それともう一つ。
信号機です。
私たちの知っている信号機は横並びが基本です。


でも北海道では縦型の信号機が普通なんです。
何故でしょう?
横だと積もる面積が大きくなり、そのぶん重みが全体にかかります。

さらに積もり続けた大量の雪が走行中フロントガラスに落ちたりなんかするととても危険です。
そこで縦型の信号機の登場です。
これなら面積も狭いので、危険度は低くなります。


もう少し書くと。

今、省エネ効果のある寿命の長いLED電球が信号機にも導入されています。
しかし、これは雪国だとデメリットがあるんです。
従来の信号の電球は、熱を発するので表面についた雪をその熱で溶かすことができました。
しかしLEDは熱を発しません。
そのため電球についた雪が解けなくて見えにくいのです。
ただ現在はそのための対策も、なされるようになりつつあります。

もう一つ、ついでに。

北海道では青色から赤色に変わる時、黄色信号の点灯時間が長く設定されているのを知っていますか?
これは冬場、積雪や凍結により道路状況が悪くなるため、ドライバーが慌てず減速できるように設定されているそうです。

まだまだ北海道で気になったことはありますが、『移動して書くことが少ないブログの日』に少しづつ書いていこうと思っています。


さて、明日はどこに行こうかな?
夫婦旅はまだまだ続きます。










この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019-9-21 大分発・北海道一... | トップ | 2019-9-23大分発・北海道一周... »
最新の画像もっと見る

北海道一周 自走車中泊夫婦旅」カテゴリの最新記事