光のオブジェ・うすき竹宵(2014-11-2)

2014-11-03 17:16:51 | うすき竹宵
臼杵の一大イベント「うすき竹宵」に行ってきた。
初めて来たのだろうか、パンフレットを片手に立ち止まり、行く先に迷っている様子の人をたくさん見かけた。
今年は終わってしまったが、来年でも行ってみたいという人の為に、私流の回り方を書いていこうと思う。
車で来る人は臨時駐車場から出ているシャトルバスの活用をお勧めする。
片道100円で15時から22時まで運行している。



時間いっぱい楽しみたい人は午後5時には臼杵市内に入るといい。
その時間から竹ぼんぼりに明かりを灯し始める。
竹の切り口角度は45度。
どこから見ても光が綺麗に見える角度だということだ。




まずは腹ごしらえ。
臼杵のメイン、中央通りに入ろう。
その真ん中にあるのが「まるしょく屋」駐車場。
竹宵本部のすぐ横になる。
簡単な食事、ビール、つまみはほぼ揃っている。



「旧真光寺」
何があろうとまずここに行く事。
さっきの本部からものの5~6分もあれば到着する。
急ぐ理由はこの道が一方通行(もちろん歩行者)になり逆方向からは来れなくなること。
午後5時半から行列が出来始め午後7時には大渋滞になって他が見れなくなってしまうこと。
ここを見らずに「うすき竹宵」を語れないこと。
ということでここは要チェック。






「化宵」
このお寺を出ると右にしか行けない。
50mも行くとこの「化宵」がある。
なんとなく不気味である。






そこから交差点に立っている人の誘導を守っていれば自然と「畳屋町」と「本町」の間に出てくる。
ここから「臼杵城跡」を目指す。
100mも歩けば灯りに綺麗な人形が浮かんでいるのが見えてくる。


竹に彫られているとは思えないほどの艶やかさがある。


国宝 臼杵石仏もある。



それにしてもこの町並み。
何となく昭和にタイムスリップした感覚にならないだろうか。



「慶長5年創業」のカニ醤油さん
昭和どころじゃなかった(笑)




ここから「臼杵城跡」に向かうはずだったが先程の本部から寄り道して「久家の大蔵」に向かう。
「久家の大蔵」





久家本店「一の井手」
ここで試飲をさせてもらう。



まずは「麦焼酎 常蔵」をどんぶり鉢に入れ、氷とカボスを入れた「ウスキボウル」
美味い。大分県に生まれて良かった。カボスがあって良かった。
焼酎がいくらでもいける(笑)


こちらが焼酎の試飲。
臼杵の美味しいお芋「甘太くん」を使った芋焼酎
甘い香りとすっきりとした呑み口だった。




こちらはお酒の試飲。
手に持っているのは「黄カボスの秘蜜」
続いて「HORORIN」というにごり酒。
さらに吟醸「なごり雪」




極め付きは大吟醸「九六位 (クロクイ)」
口当たりが、さっぱりとしていて癖がなく美味しいの一言だった。
さらにさらに進められ(私一人で10杯程)本当に美味しくいただきました。


本当にありがとうございました。



「臼杵新作グルメ かまがりバーガー」
大分銀行ドームで行われたOBS感謝祭2014 フードスタジアム~第6回B級グルメNo.1決定戦~で新作グルメ「かまがりバーガー」が第3位に輝いた。
 かまがり(魚の名前)の半身フライをカボスの酸味が香るキャベツに載せ、パンで挟んだもの。
まったく新しい食感のバーガーにビックリ。
カボスの酸味がこれまた大分県人にピッタリ合う。
1個=300円 美味い。



「臼杵城跡」
ライトアップされた臼杵城跡に見とれてしまう。





「多福寺」
午後7時に八坂神社を「般若姫の行列」が出発するのでその時間に合わせた行動になる。
さすがに綺麗。我が家のお寺さんである「多福寺」





2014年5月1日に完成した「臼杵市観光交流プラザ」を横目に見て「稲葉家下屋敷」へ急ぐ。
ここは「八坂神社」のすぐ横に位置している為「般若姫の出発時間」とのやりくりがしやすい。




その下屋敷の入り口にあったのがこれ。
「オラフ」と「ウシニャン」?
ごめん、まったくわからない。



入り口を入るとこのオブジェ。


我が母校 「臼杵高校」の後輩達が作ったオブジェ。
と嫁がつぶやいたところあの人とあの人が臼杵高校の後輩であったと判明。
嫁の情報によると「臼高出身トリニータサポーター部」という部が発足したようでさっそく入部手続きをとることにしよう(笑)
関係者各位 よろしくお願いします。





「般若姫 行列」
午後7時。八坂神社を般若姫行列 出発。
般若姫行列は、真名長者らが玉絵箱と般若姫の御霊を迎える様子を再現したもので、この祭の中心行事。




「玉絵姫(般若姫の娘)」
臼杵石仏を作ったといわれる真名長者の娘、般若姫は、その美貌が都に伝わり、朝廷から妃として所望されるが、長者は一人娘である般若姫を差し出すことを拒み、代わりにその姿を描いた玉絵箱を献上する。





「玉津姫(般若姫の母)」
献上された玉絵箱を見た橘豊日皇子(後の用明天皇)は、身分を隠して臼杵に下り般若姫と結ばれるが、やがて都へ呼び戻される。
皇子の子を身ごもっていた般若姫は、玉絵姫を産むと、皇子を追って都へ向かうが、船が嵐に遭い亡くなってしまう。





「般若姫」
一人娘の死を嘆き悲しんだ長者夫婦は、朝廷に玉絵箱の里帰りを願い出て、遺娘の玉絵姫とともに、玉絵箱を迎える。





この行列がメインとなるため段々と人は少なくなる。
あとは細い通り、行っていないお寺などがまだまだたくさんあるので残った時間を有効に使うのもいいかもしれない。
トイレは「臼杵観光交流プラザ」「まるしょく屋」「八幡神社」「八坂神社」「久家の大蔵」の近く、「稲葉家土蔵」の近くにある。



以上で終わるが私自身もまだまだ見ていない場所やオブジェがたくさんある。
以外な所が抜けているかも知れない。
そんな所を探すのも又、楽しいのかも知れない。
来年の「うすき竹宵」は11月7日(土)、8日(日)の開催予定である。
来年はぜひうすき竹宵においで下さい。
待っています。






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