2019-9-8  大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (11日目)

2019-09-08 22:52:05 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅

2019-9-8 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (宗谷岬・白い道・クッチャロ湖)11日目です。


『道の駅 わっかない』で4回目(笑)の朝を迎えました。
いつまで"稚内"におるつもりなんや!
という声が聞こえてきそうですが今日こそは違う場所に移動したいと思います(笑)

天気は晴れ 気温24℃
朝から日差しが眩しく汗ばむほどの暑さです。

朝食を済ませ出発の用意をしていたその時、すぐ近くにシカの姿が!


わたくし、『シカに注意!』の看板は山の中のことだけだと思っていたことを今、深ーく反省しています(笑)
なんとシカ御一行様は車中泊をしている私たちのすぐ目の前に来ていたんです。
2頭かと思ったのですが、ツノのあるオス鹿を含めて6頭。


悠々と歩いています。

その横を地元の方でしょうか、普通に散歩しているのを見てここは北海道なんだと改めて思いなおしました。

だって『稚内の駅』ですよ!
大分の駅前に大きなツノのあるシカの家族(?)が6頭歩いていたら大騒ぎでしょう(笑)
『でも、大分と北海道は違うもんね』って?
いやいや、それにしてもねぇ。


そこで嫁が一言。
『駅前に鹿が出るってことは、熊も出るってことなんよ』

/////////

さて、まずは『宗谷岬公園』へ向けて出発です。
その途中で流木に乗っている鳥を3羽見つけました。


こういう光景を見つけるとどうしても車を停めて写真を撮りたくなります。
これが観光バスとは違い自走の良いところなんですが、その反面目的地にはいつ着くのか見当もつきません(笑)


浅い海の中でしきりになにかを取っている人々の姿を見かけました。
なんだろう?
昆布か何かかなぁ?
そこでいつものように地元の方に聞いてみました。


『もづく』を取っているということです。
この赤と白の旗。
これが合図となり朝7時から9時までの2時間だけ漁ができるそうです。
わずか2時間。
真剣に取らないとあっという間に時間は経ってしまいます。
海が荒れている時はこの旗は上げないそうです。
安全第一と取りすぎを防ぐために皆んなが守っているルールだそうです。
教えていただきありがとうございました。


『宗谷岬公園 到着』
あまりにいろいろありすぎて見るのに困ってしまいます。

まずは
『間宮林蔵像』
1809年に間宮海峡を発見。
サハリンが島であることを確認しました。



『日本最北端の地の碑』
宗谷岬の突端.最北端 の碑です。



アルメリア(ハマカンザシ)



『宗谷岬』音楽碑
黒御影石の碑面に歌詞と楽譜が刻まれています。
地元の吉田弘さんが作詞。
船村徹さんが作曲しました。


ここから樺太(サハリン)まで43km。
近くて遠い島です。


すぐ横のお土産屋『柏屋さん』へ。
AM9時前で気温は24℃を超えてます。
この後25℃に上がりました。
暖かいを通り越して暑いです。




このお店で
『日本最北端到着証明書』を購入。


そのお店の中にある『流氷館』
(最北端に流れ着いた自然の氷)



部屋の中は"-13.1℃"の世界。
半袖の嫁は数秒で脱出(笑)



嫁はなんといってこれに反応。
『熊出没注意』の文字(^^)
『ほらね! どこでも熊はいるのよ』
『いやいや、これは・・・宣伝用』



道向かいの高台に向かいます。
気になったのが『史跡 大岬旧海軍望楼』



当時の日本海軍は明治35年にここ宗谷岬に望楼を建設。
その形は船のブリッジをイメージする異色のものでした。



AM9時を過ぎると船が帰って行くのが見えます。
こうして"モズク"を取りすぎるのを防いでいるのでしょう。


『平和を願い』
鶴のモニュメント。


『宗谷岬灯台』

北海道の灯台は赤と白模様になっているのですが、どうしてでしょうか?
無地だったら悪いのでしょうか?
それは雪がどれくらい積もっているのかを知るためなのと、白だと雪の色と同じで分からないからです。
赤白は有人の灯台。
無地の灯台は無人の灯台です。


遠くには北海道の広さを感じる
草原の中に建っているゲストハウス。
この景色を青空の下で観れたのは幸せです。



さてここから『白い道』探しです。




宗谷岬公園からすぐ近くのはずなのに?
あっちに行ったりこっちに行ったり、引き返したり(笑)
というのもここ『白い道』は何年か前にInstagramからブームになった場所なので標識もきっちりしたものはありません。
私たちも小さな看板を見逃してしまいウロウロしてしまいました。
『白い道らしき』?ところを半信半疑で進みます。



何度もInstagramの画像を確認しながら(ここらしい)ところで撮影。
そのうちに車やバイクが後ろから前からやって来て撮影しているのを見て"ここ"だと確信。



『それにしてもどうして白いんだろう?』と私の独り言。
『あのね、昔ここは海の底だったの。それが地殻変動があって盛り上がり山になったの。だから道には貝殻があるでしょ。
ここが海の底だった証拠ってわけ、ドヤ!』
嫁のドヤ顔。


『でもそれだったら道の周りも山も全部白くないとおかしくない?』
『道の周りに草木が生えて見えなくなったの、ドヤ!』
再び嫁のドヤ顔。

『ふーん、でもホタテの貝を撒いたって書いてるよ』
『誰がそんな嘘を書いてるの?』

『公式のページ』
『え! ほほほほほ、そうなの?
ほほほほほ、あー可笑しい。涙が出てくるわ』
『で? とりあえずごめんなさいは?』
『あのね、私が言ったんなら謝るけど、私の口が言ったの。悪いのは口なの!オホホホ』
(その口をひねったろうか(笑))



これは実話です(笑)


『道の 駅 さるふつ公園』に行く途中(オホーツクライン)の海岸に異様な風景を発見。
海岸に並ぶ釣り竿。
その数、無数(^^)

何百mに渡って竿、竿、竿。

テントもあったので無人というわけではなさそうです。
やっぱり"サケ釣り?"
それにしてもいったい何百本あったのでしょうか!

12時30分 『道の駅 さるふつ公園』到着

ここでお昼タイム。
そして『タケルくん』登場。
40分で炊き込みご飯が出来上がりました。
できたての炊き込みご飯の美味しいこと。

ここ『道の駅 さるふつ』でお風呂。
ここで嫁やっちゃった(笑)
でも書けない。
タオル1枚腰に巻いて風呂の入り口と出口を間違ったなんて書けない(^^)
嘘みたいな本当の話だけど書けない。



さてここから『クッチャロ湖』へ出発!
ここは夕陽と白鳥のコントラストが綺麗との事。


もちろん白鳥が渡ってくるシーズンは過ぎています。




雨ざらしの木の机と木の椅子に座りながらその時を待ちます。


到着した時はツンケンしていた太陽も影が長くなるにつれて優しくなり・・



空の青さと湖水の青さが混じり合い、どこまでも青かった空は黄色へと変化していきます。



風もなく鏡のような水面に広がる波紋が一つ。



家路を急ぐ鳥の鳴き声も聞こえてきました。




全ての色を黒く染めながら太陽は姿を消しました。

朝から鹿を見たりもづく漁を見たり、北海道でしか見れない景色を見たり白い道を見たり。
なにより嫁の面白エピソードがあったりと。
今日も元気に楽しく旅ができました。


明日の旅が今日と同じように楽しいものでありますように!


























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