大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(礼文島観光)・・・10日目です。
天気は曇り 気温24℃
暖かい朝です。
『道の駅 わっかない』も今日で3度目の朝を迎えます。
この日は礼文島観光へ。
AM6時20分出航なので朝は4時起きです。
まだ目が開いていません(笑)
5時20分からフェリー礼文島行きを発券します。
それが終わると『観光バス 宗谷』のチケットを購入。
朝早くからバタバタと忙しいのです(笑)
稚内から礼文島まで約2時間の船旅。
土曜日とあって船内は観光客でいっぱい。
座る場所もないほどです。
礼文島に入港です。
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『歓迎 ようこそ礼文島へ』の文字が嬉しいですね。
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今回の観光は"Aコース"
約4時間のバス観光です。
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礼文島に着くと2階建ての観光バスに乗りこみます。
満員のお客さんを乗せて『しゅっぱーつ』
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まずは『香深港』から『スカイ岬』に向かいます。
その途中にあるのが礼文島で唯一の信号機。
子供たちが町に行ったときに信号機の見方が分からないと困るので設置したとか。
聞いて納得。
『スカイ岬』 到着
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いつもは吹き飛ばされそうになるほどの強風が吹いているそうです。
この日は風もなく波もありません。
『こんな日は珍しいですよ』とガイドさん。
普段の行いが良いのは果たしてどちらなんでしょう(笑)
それにしても今日は観光客が多く細い道はなかなか前に進めません。
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ここ礼文島は『花の浮島』と言われるほど高山植物が咲きほこる島です。
夏ともなると300種の花が咲き、島を訪れる人の目を楽しませてくれます。
なんと海抜ゼロメートルから高山植物を見ることができるんです。
でもおかしいと思いませんか?
礼文島で高山植物を見ることができるのにどうして隣の利尻島では見れないのでしょうか?
何故?
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それは利尻島には利尻富士と呼ばれる高い山があるからなのです。
山があるために上昇気流が起きやすく、積雪が多くなります。
この積雪が布団の役目をし、背の高い木が生き残ることができるのです。
しかし高山植物にとって背の高い木は生きていくのに困るのです。
太陽光線を受けることができないために枯れてしまうのです。
つまり木が生えることができない環境が高山植物には必要なのです。
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その点、礼文島には低山(490m)しかありません。
強い季節風は雪を蹴散らし、背の高い木は生き残れないのです。
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また、夏に霧が出やすく気温が上がらないことも理由の一つでしょう。
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中にはここ礼文島でしか見ることのできない礼文の名前がついた固有の花もあります。
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高山植物に興味のある人は夏に訪れると、この島の魅力をより楽しめるのではないでしょうか。
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バスは礼文島最北限の『スコトン岬』に向かいます。
『スコトン岬』
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"最北限のトイレ"
うーん、たしかにその通りなんだけど、トイレにも最北限て(笑)
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岬の先にあるのが『トド島』
日本最北端の無人島です。
現在は公共の交通手段はありません。
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『食べてみた! ここだけの昆布ソフト』
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"昆布ソフト"
なんといっても昆布の名産地です。
当然、食べました!
まず色はほのかな緑色。
口に入れた瞬間はふつうのソフト。
しばらくして香りが鼻に抜けて昆布を感じます。
苦心したのが分かる一品ですね。
美味しかったです。
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『桃台猫台』到着。
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"桃岩"は霧がかかっていて見えませんでしたが
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"猫岩"は綺麗に見ることができました。
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さらに"地蔵岩"も。
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ただこの地蔵岩ははるか遠くにはあるので見えにくいのですが、アイロンの底の形を思い浮かべると分かりやすいと思います。
背後が離れています。
昔は近くまで行けたそうですが今は岩がもろいので行けなくなりました。
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この3つを『礼文の3台奇岩』と呼ぶそうです。
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ここで見た高山植物は2つ。
"釣り鐘人参"と
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なんという名前の花なんでしょうか?(笑)
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さて最後の観光地『北のカナリアパーク』です。
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映画『北のカナリアたち』のロケ地です。
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阪本順治監督により映画化され平成24年(2012年)に公開された作品です。
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主人公である川島はるは北海道最北端である離島に渡り分校の小学校教師として務める事になりました。
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そこは生徒数6人という小さな分校で、はるは合唱を指導していく事で子供達との交流を深めていき、歌を通してはると子供達の距離が縮まっていくのを感じていました。
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ある日はるは子供達とともに浜辺でバーベキューをするのですが、結花が海に落ちてしまい何とか彼女は助かりますが、夫の行夫は水死してしまい夫を失ってしまいました。
はるは逃げるようにして北海道の地を去りこの島を出て行きました。
それから20年・・
物語はクライマックスを迎えます。
私は映画を観ていないので分かりませんが、見た人は感慨深いかもしれませんね。
(先生が吉永小百合さん、生徒役に嫁)
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こうして嫁が行きたいと熱望していた『利尻島』と『礼文島』の観光が終わりました。
『道の駅 わっかない』での車中泊は今日で4日目となりますが明日は又別の場所に移動します。
私も嫁もこの場所が気にいりました(笑)
おそらくここは素敵な人との出逢いがあった場所だからでしょう。
一期一会。
稚内、忘れません!
出逢った皆さん、ありがとうございました!
天気は曇り 気温24℃
暖かい朝です。
『道の駅 わっかない』も今日で3度目の朝を迎えます。
この日は礼文島観光へ。
AM6時20分出航なので朝は4時起きです。
まだ目が開いていません(笑)
5時20分からフェリー礼文島行きを発券します。
それが終わると『観光バス 宗谷』のチケットを購入。
朝早くからバタバタと忙しいのです(笑)
稚内から礼文島まで約2時間の船旅。
土曜日とあって船内は観光客でいっぱい。
座る場所もないほどです。
礼文島に入港です。
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『歓迎 ようこそ礼文島へ』の文字が嬉しいですね。
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今回の観光は"Aコース"
約4時間のバス観光です。
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礼文島に着くと2階建ての観光バスに乗りこみます。
満員のお客さんを乗せて『しゅっぱーつ』
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まずは『香深港』から『スカイ岬』に向かいます。
その途中にあるのが礼文島で唯一の信号機。
子供たちが町に行ったときに信号機の見方が分からないと困るので設置したとか。
聞いて納得。
『スカイ岬』 到着
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いつもは吹き飛ばされそうになるほどの強風が吹いているそうです。
この日は風もなく波もありません。
『こんな日は珍しいですよ』とガイドさん。
普段の行いが良いのは果たしてどちらなんでしょう(笑)
それにしても今日は観光客が多く細い道はなかなか前に進めません。
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ここ礼文島は『花の浮島』と言われるほど高山植物が咲きほこる島です。
夏ともなると300種の花が咲き、島を訪れる人の目を楽しませてくれます。
なんと海抜ゼロメートルから高山植物を見ることができるんです。
でもおかしいと思いませんか?
礼文島で高山植物を見ることができるのにどうして隣の利尻島では見れないのでしょうか?
何故?
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それは利尻島には利尻富士と呼ばれる高い山があるからなのです。
山があるために上昇気流が起きやすく、積雪が多くなります。
この積雪が布団の役目をし、背の高い木が生き残ることができるのです。
しかし高山植物にとって背の高い木は生きていくのに困るのです。
太陽光線を受けることができないために枯れてしまうのです。
つまり木が生えることができない環境が高山植物には必要なのです。
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その点、礼文島には低山(490m)しかありません。
強い季節風は雪を蹴散らし、背の高い木は生き残れないのです。
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また、夏に霧が出やすく気温が上がらないことも理由の一つでしょう。
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中にはここ礼文島でしか見ることのできない礼文の名前がついた固有の花もあります。
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高山植物に興味のある人は夏に訪れると、この島の魅力をより楽しめるのではないでしょうか。
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バスは礼文島最北限の『スコトン岬』に向かいます。
『スコトン岬』
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"最北限のトイレ"
うーん、たしかにその通りなんだけど、トイレにも最北限て(笑)
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岬の先にあるのが『トド島』
日本最北端の無人島です。
現在は公共の交通手段はありません。
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『食べてみた! ここだけの昆布ソフト』
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"昆布ソフト"
なんといっても昆布の名産地です。
当然、食べました!
まず色はほのかな緑色。
口に入れた瞬間はふつうのソフト。
しばらくして香りが鼻に抜けて昆布を感じます。
苦心したのが分かる一品ですね。
美味しかったです。
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『桃台猫台』到着。
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"桃岩"は霧がかかっていて見えませんでしたが
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"猫岩"は綺麗に見ることができました。
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ただこの地蔵岩ははるか遠くにはあるので見えにくいのですが、アイロンの底の形を思い浮かべると分かりやすいと思います。
背後が離れています。
昔は近くまで行けたそうですが今は岩がもろいので行けなくなりました。
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"釣り鐘人参"と
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なんという名前の花なんでしょうか?(笑)
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さて最後の観光地『北のカナリアパーク』です。
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映画『北のカナリアたち』のロケ地です。
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主人公である川島はるは北海道最北端である離島に渡り分校の小学校教師として務める事になりました。
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そこは生徒数6人という小さな分校で、はるは合唱を指導していく事で子供達との交流を深めていき、歌を通してはると子供達の距離が縮まっていくのを感じていました。
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ある日はるは子供達とともに浜辺でバーベキューをするのですが、結花が海に落ちてしまい何とか彼女は助かりますが、夫の行夫は水死してしまい夫を失ってしまいました。
はるは逃げるようにして北海道の地を去りこの島を出て行きました。
それから20年・・
物語はクライマックスを迎えます。
私は映画を観ていないので分かりませんが、見た人は感慨深いかもしれませんね。
(先生が吉永小百合さん、生徒役に嫁)
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こうして嫁が行きたいと熱望していた『利尻島』と『礼文島』の観光が終わりました。
『道の駅 わっかない』での車中泊は今日で4日目となりますが明日は又別の場所に移動します。
私も嫁もこの場所が気にいりました(笑)
おそらくここは素敵な人との出逢いがあった場所だからでしょう。
一期一会。
稚内、忘れません!
出逢った皆さん、ありがとうございました!