食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

オベール・シュル・オワーズ

2011-04-20 19:13:07 | 日記
 明日、東京に帰る。


 パリ北駅から、電車を乗り継ぎ1時間半、薄幸の画家の終焉の地に、今日行ってきた。


 オベール・シュル・オワーズ、、、、、、、、、、、、、、


 得体の知れない狂気と向かい合い、闘ってきた天才画家、ゴッホが人生最後の地に選んだ小さな村。


 オベールの教会も、彼が自殺を図った麦畑も、その後死にきれず2日間もだえ苦しんだ自室も、そのままの姿で僕を迎えてくれた。


 そして、 こんなにもすばらしいお墓があるだろうか。 質素で小さなお墓。


 広い墓地内に、僕を含めて人は3、4人だった。


 ちいさな、落ち着いた幸福を抱かせてくれる村。 オベール・シュル・オワーズ。


 ゴッホを渦巻いてきた壮絶な人生と色彩が静かに調和し溶け込んでいる村。


 僕はこの村と出会うために43年間生きてきたのかもしれない。


 オベール・シュル・オワーズを訪れるためにパリにきたのかもしれない。


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   パスポートを盗まれず( あと一日あるけど )、 観光スポットはほぼ制覇でき、  パリでの日本文化にも触れることができ、   これからのコネクション造りもでき、    


   Merci Beaucuop Paris !