「野村洋文と森下真紀の、今宵もワイン de トーク」という番組を、来年1月から、Cwave という、ネットテレビで放映することになりました。 毎月第2土曜日の19時 ~ 20時までの1時間。 ワインを飲みながら、食に関する著名人、第一線でご活躍の方をゲストに、トークする内容です。 会話の合間に、口、歴史などの雑談を交える構成です。 森下先生は東京医科歯科大を首席で卒業された才女、美人、でして、今回、強引にお願いしましたが、快くお引き受けいただけました。 歯科界を盛り上げてゆきたい、という気持ちは一緒でして、笑い転げながらもためになる番組にしてゆく所存です。
昨晩、何気にBSをつけたら、岡田准一さん司会の「ザ・プロファイダー」で、ツタンカーメンを放映していました。 内容は、正直、面白みのあるものではありません。 ツタンカーメン自身よりも、若くして死んだ彼の周囲で起きたことのほうが興味をそそられます。 ツタンカーメンの奥さんはアンケセナーメンといいますが、彼の死後、彼女の実の祖父から求婚されます。それを嫌がり、エジプトの敵であるヒッタイトの王子を養子に迎え入れようとするのですが、それを察知した祖父に、彼を殺されてしまいます。 結局、アンケセナーメンは、60歳を超えた、実の祖父と再婚するはめになるのです。 ちなみに、ツタンカーメンの義理のお母さんは、ネフェルティティといいまして、クレオパトラ以上の(クレオパトラは実際、さほどの美人ではなかったようですが~)絶世の美女と誉れ高き女性です。彼女の像に魅了されたヒットラーにより盗み出され、現在は、そのままベルリンの博物館に展示されていると思います。
今宵は、「カサブランカ」を観返すことにします~ Here’s looking at you, kid 「君の瞳に乾杯」 とか、 We’ll always have Paris 「僕たちには永遠にパリの思い出がある」とか、もう、歯の浮くようなセリフがオンパレードする名画ですね~ 英語は得意のつもりですが、いまだに、ハンフリー・ボガード( この映画の主人公 )の、抑揚のない、べた~っとした英語がよく聞き取れません~ 😢 😢
「タクシー・ドライバー」を観返しました。 かつてベトナム戦争の兵士だった主人公(ロバート・デ・ニーロ)は、ニューヨークで深夜タクシーのドライバーになり、この都市にたむろする悲惨な階層の住民たちを見つめる証人となっています。 映画の前半、彼は、なにをしても成功しない、人生が完全にずれているという意識を自分にこびりつかせてしまっている、つまり、完全な強迫観念症に陥っている人物として演じさせられております。(ここで、あえて、他動詞を使いました) そして、後半の、あっと言わせる転換。 勝手な想像ですが、強迫観念症を患っている人間から、現実の世界の住人に転化できた、その瞬間が、まさに後半のストーリーだと考えます。 いずれにせよ、タクシードライバーに、都市の孤独という絶対的な症候群を象徴、投射させた、映画史に残る秀作・傑作であることに異論はありません。 それは、デニーロの迫真性の演技があってこそのものであることもまた事実であります。