食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

エピシル口腔用液

2018-09-30 07:15:02 | 日記

今までもそうですが、フェイスブックの投稿文章をコピーして、このブログにペーストしております。 ですから、「コメント」などフェイスブックで使用する言葉が表記される場合がありますが、無視してください。

昨日の読売新聞夕刊に「がん患者の口内炎対策」と題して、口腔粘膜保護剤の、エピシル口腔用液が記述されておいりました。 いわゆる、口内炎対策の液体(薬効成分を含まないため、医療機器あつかい)ですが、アドバイス、一家言ある方はコメントよろしくお願いいたします。 口内炎全般についてのコメントもありがたいです。


レカミエ夫人~雑感

2018-09-28 16:17:02 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  フランス革命の時代、フランスにレカミエ夫人という方がいました。当時、ヨーロッパナンバー1の美貌と謳われており、難攻不落の女性として有名でした。 きらびやかに飾りたてた上流夫人たちの中にあっても、彼女が、だれの目にもひときわ輝いて見えました。 その美しさに惹かれて、近づこうとしてはかなわぬ思いに打ちひしがれる男たちがあとを絶たなかったのです。 かのナポレオンも、猛アタックしましたが、撃沈しました。 とうてい落ちないと思われていたレカミエ夫人、生涯、ただひとりの男に対してイエスの返答をします。 政治家で、小説家としても名を馳せていたシャトーブリアンです。 このシャトーブリアン、お察しいただけると思いますが、最高級のステーキ、シャトーブリアンの由来でもあります。 ある方の、ステーキと赤ワインのFB投稿に誘われ、とりとめもなく書き込んでみました。

 

 

 


医学ジャーナリスト協会、定例会・講演

2018-09-26 20:09:31 | 日記

昨日、尊敬する高田薫先生(フリーアナウンサー)が幹事をされている医学ジャーナリスト協会の、定例会・講演に参加しました。 演者は産業医の矢島新子先生。 女性の目線から企業・労働について述べられ、気づかされた点が多く、勉強になりました。 くしくも、進行役の言葉を聞き損じたがために、会場を凍り付かせる応答をしたことが心残りですが(笑)、目新しい環境、殊勝な講演で、心も頭もリフレッシュできました。 今後も、参加させていただきたい次第です。 会場の「日本記者クラブ」ですが、予想に反して小さい印象を受けました。


アランドロン・ラストメッセージ

2018-09-23 06:59:22 | 日記

昨晩、何げなくBS- NHKをつけると、「アランドロン・ラストメッセージ」なる番組が放映されておりました。 アランドロンと言えば、ベタに、映画「太陽がいっぱい」を思い浮かべます。 南イタリアのサンタンジェロを舞台に、彼演じる野心家の若者が、資産家の友人を殺害して、成りすまし、大金と友人の恋人を奪い取ろうとする内容でした。 映画史に残るどんでん返しのラストが、照りつける太陽に包まれ脳裏に焼きついております。 この映画を初めて観たとき、ヨットが港町に近づく場面で、「町は海から見るとなんときれいなのだろう」と驚いたものです。 まさにアランドロン = 太陽がいっぱいですね。 アランドロン出演の有名な(ほとんど有名ですが)映画に、「山猫」があります。 イタリア独立運動のさなか、シチリア島の没落貴族を描いた内容です。( 同時代を背景にした漫画に「母を訪ねて三千里」があります ) 面白いことに、日本とイタリア、まったく別の場所で、江戸幕府倒幕運動とイタリア独立運動という同じような歴史現象が起こっております。 当てはめるには無理がありますが、「山猫」では、薩摩・長州等の倒幕勢力に翻弄される江戸幕府側の大名、の立場が描かれております。 将来の展望がなく、ある時代の消滅を描く映画でして、三島由紀夫の滅びの美学にも通じる気がします。 事あるごとに述べておりますが、主演の公爵が述べる「すべてを維持しようとすれば、すべてを変えなければならない」というセリフが大好きです。 いろいろな事象・現象に当てはめられますものね。 監督はビスコンティ、彼自身、アルファロメオで有名なミラノの貴族ビスコンティ家の出身です。 映像の美しさはピカ一ですが、とても長く、ガリバルディなどある程度歴史背景を知らないと退屈します。 この連休、アランドロン映画に懐かしさを抱かれたなら、「地下室のメロディー」「サムライ」といった代表作を観られるのがよいかもしれません。 もちろん、「太陽がいっぱい」を筆頭に。


慢性期医療~歯科

2018-09-21 06:05:49 | 日記

昨晩、NHKをつけると、安部首相が年金の受給制度についてお話しの最中でした。 年金を含む「社会保障費」の中で、ダントツに占める割合の高いのが医療費です。その医療費のなかでも、一番多いのは入院費です。 病院が患者を見放す、などひねくれた発言をされる方もいらっしゃいますが、病院完結型医療から地域完結型医療への転換、という行政の方針は正しいと考えます。 ここであえて、慢性期(入院)という意味におき、医療(疾病ををかかえた人を治療する行為)と介護(自立度を失った人のお世話)を同一線上に載せて述べます。 慢性期病棟(正確には病床なのか?すみません~💦)において、歯科医療による咀嚼の回復、維持は栄養摂取に貢献しますし、口を動かすという行為は、リハビリを兼ねた、患者さんの体力・免疫力の回復、さらには中枢神経機構の改善にも重要な役割を果たせると思うのです。 慢性期医療に、歯科医師、歯科衛生士は率先して関わってゆくべきですね。  ちなみに、医療費に占める歯科の割合は、わずか、2 . 5 % 。 2倍にしても、5% ですから、まだまだ、大きな可能性が秘められているわけです。 最後に、我が国の低医療費(患者さんの自己負担)は、現場の自己犠牲の上に成り立っていることをご理解いただきたい次第です。