鍵屋

　　夏の夜、江戸時代から続く居酒屋「 鍵屋 」で、大学時代の同級生と一献を傾けました。
女性同士の入店はお断り、雰囲気はすでに時代劇のセットです。　彼とは頻繁に会っているので、目新しい話はなく、時間だけが小気味よく過ぎていきました。

社会福祉政策

　　　山口敏夫が泡沫候補～　僕の幼少期、地元は山口敏夫一色だったことを考えると、隔世の感があります。　でも、どうして都知事選にでちゃったのでしょう～　～　～　ローマ帝国時代、５賢帝の１人である、アントニヌス・ピウス帝。ときに特筆すべき事件が何もないために、「 歴史のない皇帝 」ともいわれますが、23年間に及ぶ統治の間、大規模な公共建築物は残さず、奨学金制度を設立して、貧困家庭の子女を支援し、社会福祉政策に力を入れました。　都知事選挙が間近にせまりました。一昔前ですと、社会福祉政策を強調する人物は社会主義者の臭いがして敬遠されがちでしたが、現在は、社会福祉政策により重きを置かなければならなくなりました。これも隔世の感があります。特に、高齢者福祉政策は最重要課題です。

ペリオドン

　　昨日、おじが診た症例です。　患者は30歳男性、下顎6番の抜髄後、帰宅されました。　血圧の急激な下降、全身浮腫、蕁麻疹の出現により、西埼玉病院の循環器科に搬送されました。病院到着時にはすでに意識喪失をきたしておりましたが、一命はとりとめました。原因は抜髄時に使用するペリオドンでした。歯科治療時にホルムアルデヒドまたは、パラホルムアルデヒドを用いた処置を行った数時間後に蕁麻疹や、アナフィラキシー症状が出現することがあるそうです。遅延性に発症しますがⅠ型アレルギーであります。この患者さん、昨年の11月にも上顎5番の抜髄をし、ペリオドンを貼付していますが、無症状でした。専門用語の羅列ですみませんが、歯科医の皆さまのご参考になればと思い書き込みました。

うなぎの丸焼き

　　歯磨き粉の宣伝を、日本で初めて大々的に行った人は、エレキテルで有名な平賀源内だと言われております。「 歯を白くし、口中のあしき臭いをさり 」と、お歯黒が日常的だった江戸時代、現代にそのまま通用する斬新なキャッチコピーですね。今週の土曜日が土用の丑の日にあたりますが、土用の丑の日に、うなぎを食べるよう初めて宣伝したのも平賀源内だといわれています。江戸中のうなぎ屋から、相当額のリベートが彼の懐に入ったであろうことは想像するに難くありません。池袋に「 うな鐵 」という、うなぎ屋のような、居酒屋のようなお店があります。そこの品書きに、確か「 うなぎの丸焼き 」というのがありましたが、注文している客をみたことがございません。うなぎの丸焼き、一生に一度は食べてみたいものです　～　～

近所のラーメン屋

　　　家の近所に、4, 5 年前にできたラーメン屋。野中の一軒家、いぶし銀的オーラを感じつつも、今まで訪れたことはありませんでした。満を持して初訪問。商売っ気のないご主人に、塩ラーメンを頼むも、麺、スープはいたって普通で調子抜け、しかしチャーシューが異常に美味しかった。　（ みんなチャーシュー目当てに行くんだな～　～ ）