昨晩のBS- NHK 「アメリカのサブカルチャー」に映画フォレストガンプが登場していた。 番組タイトルはサブカルチャーだが、常に内容は現代アメリカの中軸を歩く歴史である。 映画「フォレストガンプ」の背景は1950年代からの30年間。公民権運動、ベトナム戦争、ウオーターゲート事件と続くアメリカ激動の時代。 折々の風俗や文化が当時のヒット曲にのせて描かれ、時代の空気ばかりでなく、強烈な匂いまでを感じさせる。 視覚と嗅覚が混然一体化した映像美だ。 そうしたなかで、クラシックな雰囲気をたたえた絵のように美しい街サバンナの公園で、語り続けるガンプの姿へと映像が切り替わるたび、アメリカの古き良き伝統へ瞬時に回帰できる。 南北戦争でサバンナを攻略したシャーマン将軍が、「リンカーンへのクリスマスプレゼントにふさわしい」と称えた純粋で素朴な街。 サバン症候群で純粋無垢のまま生きたガンプの故郷に相応しい。 もちろん、ガンプはトムハンクス以外には考えられないし、トムハンクス= ガンプ、で間違いないだろう。
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