食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

国際貿易体制

2011-11-01 06:01:12 | 日記
  国際貿易、、、、、、、 


僕の、中、高校時代の社会科の教科書には、GATTしか記載がなかった。


 戦後、自由・無差別・多角の原則に基づく国際貿易を確立するため、アメリカ、イギリスなど先進国間で調印された GATT。


 今から25年ほどまえ、そのGATTは常設化され、WTO(世界貿易機構)に発展した。


 WTO への加盟国増加に伴い、各国の利害対立が複雑化したため、利益の一致した二国間で、自由貿易協定を締結する動きがでてきた。 これが FTA である。


 その FTA に資本の自由や労働力移動の自由化を含めた全体の協定が生まれた。これが EPA である。


 そして、TPP 。


 けど、TPP 、上述した世界貿易の流れからたどりついた協定ではない。


 もともと、チリ、ペルー、シンガポールなど経済規模の小さい国々が、お互いの国の共栄を目指し、つつましくやっていた。 


 そこに、アメリカがのしのしと入り込んできて、日本にも、「 お前も入れ 」と言ってきた。 アメリカにとっては当然、日本が参入しないと意味はない。


 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、


 昨晩の「テレビタックル」でも、TPP に関して激論がかわされていた。


 結論からいうと、僕は、TPP 参入には賛成である。


 農業問題、輸出産業、に関しては、巷で論じられているステレオタイプの答えしか持ち得ない。


 けど、、、、、、、、、、


 どうして誰も言わないのかが不思議なのだが、、、、、


 労働力移動の自由化、 サービス業の完全自由化、をうまく利用すれば、我が国がかかえる、超少子高齢化問題解消の糸口になるように思える。


 日本国内でマンパワー不足を消化できるはずがない。 マンパワー不足になるのだから。


 もしくは、、、、、、、


 お年寄りに、死ぬまで安月給、わずかな年金受給額で働いてもらうしかない。。。。。