食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ゼンマイ

2012-02-07 06:28:09 | 日記
 昨日の、Yahoo ニュースに興味をひく記事があった。
 

 おもちゃの、「 チョロQ 」で有名な、富山県のゼンマイメーカー・東洋ゼンマイが、ゼンマイを利用した、「 小水力発電 」の装置を開発したようだ。

 
  以下、、、、、記事からの抜粋。

 
 装置のヒントになったのは、らせん水車。これは用水路にも設置できる小さな水車で、急流がなくても動く。かつては脱穀や籾摺(もみすり)の動力に利用されてきたものだ。今回の装置は、まずらせん水車の力を利用して同社が開発した特殊なゼンマイを巻き上げ、巻き切ったところでゼンマイを解放し、その動力で発電するというもの。発電量は、例えば落差約30cmの用水路で24時間蓄電をした場合、約30WのLEDランプを4時間ほど点灯できる程度という。

「水力発電は水が落下する力で発電機を回すため、膨大な水量が必要です。このため、季節や天候によって水量が変動してしまう用水路での発電は難しかった。しかし、わずかな水力でもゼンマイに溜め込むことで、小水量(毎秒3L)かつ低落差(20cm)での発電を可能にしました」(同社社長・長谷川光一氏)

 ちなみに、同発電ではふたつのゼンマイを利用するため、片方が解放している時に、もう一方が巻き上げを行なうという形で、連続的に力を溜め込むことが可能だ。 ただし、実際の用水路には小枝や落ち葉、ゴミなどの障害物があるため、同社は障害物に対する除塵機構の開発なども併せて進めている。これにめどがつけば、2年後の実用化を目指すという。実現すれば、太陽光発電のように、一般家庭にも直接導入できる、新たな自然エネルギーとなりそうだ。


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 我々は、いずれ、原発に依存しない社会をつくらなければいけないが、その青写真は描かれていない。


 当然だが、原子力の代替は、火力発電。 


 イランへの経済制裁や、中国、そして東南アジア新興国の経済成長など、石油や天然ガスの輸入価格は国際情勢に大きく左右され、上がりさえすれど下がることはないと思う。


 この大きな問題を早急に解決するだけの知恵を、我々は、持ち得ない。


 「 ゼンマイによる水力発電 」、、、、実際、実用化の目鼻がつくまでには長い時間がかかるかもしれない。


 けど、エネルギー問題に関して、負のスパイラル構造の中にいる僕らにとって、一縷の望みを与えてくれる。


 微力でもいい、このような自然エネルギーを、見つけ、開発し、集めていくことが大事ではないか。。。


   ゼンマイ式水力発電よ、頼む!!