食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

船中八策

2012-02-21 06:35:55 | 日記
 坂本龍馬が船の上で考えた新国家樹立の基礎となる8事項。


 今、見ても(読んでもと表現するほど長くなく箇条書き程度)、斬新な、直感的に理解できる内容。


 ただ、文章として残っているものではなく、坂本龍馬が考えたものなのか疑問視する歴史家も多い。


 間違いなく龍馬が作った新政府綱領八策( 総理大臣だけが○○ と明記されておらず、テレビの歴史ミステリーでよく○○は誰なのだろう、と謎解きされる )と照らし合わせても、船中八策は、龍馬が考えたものだと思う。


 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、



 橋下氏、維新版船中八策の、社会保障制度改革は、本気で超少子高齢化社会を見据えたが故の提唱である( と思う )。 積み立て型、掛け捨て型年金制度の導入。


 ぶっちゃけた話、高所得者はず~っと年金保険料を支払っても、年金がもらえない。


 当然、高所得者層はそんなバカな話はないから、公的年金など入らず、民間保険に移行していくだろう。


 現状の賦課方式( 世代送り方式 )は成り立たなくなり、公的年金制度そのものが崩壊していく。


 民営化して積み立て方式のみに必然と移行していくだろう。


 つまり、自分のことは自分で守るアメリカ型の社会が薄っすらと見えてくる。


 ただ、わが民族の特性として、これは肌になじまないと思う。


 ヨーロッパ型の、個人をある程度社会保障の庇護下におくというのも必要である。


 それを意識してかどうかはわからないが、橋下氏は、最低保障年金のようなものを提示し、セーフティネットの強化を言っている。


 いずれにせよ、積み立て方式になった場合、経済成長が低い状態であれば、現役世代の生産力が上昇せず、たとえ、高齢者の年金が預貯金という形になっていてもその資産価値は実質、低下する。


 今、なにをするべきか。 デフレ脱却。 我々、市井の人間の声がとどいたのかどうかわからないが、先ほど日銀が、10兆円ほどばらまいてくれた。


  日銀さん。 じゃんじゃんお金をばらまいてください!