食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

上原浩冶

2013-10-23 07:13:50 | 日記
 上原浩冶、、、「 雑草魂 」「 片手にぶらさげるのはビトンじゃなくて、高島屋の紙袋 」と言われていた頃から、彼を応援しているので、ここ数年、大リーグに移籍してからの低迷ぶりを、じくじたる思いで拝見していた。 そして、ア・リーグ優勝、MVP獲得。この堰をきったような大活躍に嬉しいというより、ただただ感服せざるをえない。 国際舞台で活躍される日本人と出会うたびに、ある種、独特の高揚感が自分の心中に跳ね返ってくる。上原投手の活躍もその最たるものだ。 アメリカメディアをダウンロードし閲覧するが、どの紙も一様に彼の飛躍的成長を激賞している。 僕自身、むずがゆいような優越感に浸ることができた。そんな中、「 New York Times 」が面白い見出しで彼の活躍を称えていた。愉悦のかぎりだった。一人、頬をゆるませ笑いをこらえながら、読ませてもらった。『 Beardless in Boston : Uehara Stands Out 』 この見出しから始まる記事は、彼の、もみあげ、あごひげスタイルの変化を中心に大リーグ生活をなぞっている。あのスタイルが周囲にはすこぶる不評だったこと。確かに、時折、テレビが垣間見せる、ルパン三世のごとくにもみあげを伸ばした姿( Fu - Manchu - style と表現されている )、やがて、もみあげとあごひげが混然一体化し顔ひげとなり、それにうもれた姿は、彼には不似合いだったし、傍目にも何となく痛々しかった。何でこんなことし始めちゃったんだろうとさえ思った。。。ひげをそってからの成績の目覚ましさを、漂流者にたとえる表現( 低迷期を顔ひげに埋もれた漂流期間になぞえている )にはおそれいった。すごい。まさに正鵠を射ている。漂流、、、、、トム・ハンクス主演映画「 castaway 」を彷彿させるねじ伏せ方だ。 そして、髭を剃った理由については「 自分自身の方向性を見失っていたので。」と彼自身の言葉で表現されていた。実は、以前、同様の質問を、ジャンクスポーツというテレビ番組内でダウンタウンの浜田さんが彼に問いかけ、同じ返答をしている。半分、ギャグのつもりで切り返されたような感じで、笑わせていただいたが、この滑稽さ、微妙な質感が、向こうの人達に伝われただろうか。額面どおりに理解すると面白くないんだよな( などとどうでもいいことに苦悶している小さな自分がいる )。。。。。まっ、上原投手、、、、、中年の星としてマイペースで頑張ってください。 マイペース、、、似合うな。。。この言葉が、、彼には。。。