錦織選手が全英初戦ストレート勝ち、幸先のよいスタートです。 テニスはイギリス発祥なのに、周囲が強くなってしまい、イギリス人がなかなかウインブルドンで優勝できなくなってしまいました。それを、「ウインブルドン現象」といい、経済の用語にも使われています。 大相撲も、まさにウインブルドン現象ですね。 イギリスは現実的な国でして、自国選手が勝てなくても、大会が盛り上がり、お金がおちればそれでよいと考えます。 王様がいなくなれば他の国からつれてくればよいと考え、ドイツから連れてきました。(アン女王に子供がいなかったので、ドイツからジョージという英語のしゃべれない王様を連れてきました) この現実思考が時として大変なことをしでかします。 自国に都合のよい、その場しのぎの条約をいくつもの国と結び、後の世界に混乱を起こしました。 EU脱退の重要要因は中東、北アフリカからの移民問題ですが、そもそも、現在に続く複雑な中東情勢を作ったのは、イギリスです。 イギリスがいかに悪い国であったかを今更話してもらちが明かないので止めますが、本当にとんでもない国でした。 繰り返しますが、イギリスは現実的な国です。世界の株価が下がり、ポンドも下がっております。イギリスの景気もよくはならないでしょう。「もう一度、国民投票をしよう」という声がおきるかもしれません。