8月18日発売、「逆流性食道炎は自分で楽に治せる！」、オモシロ雑学の項を監修いたしております。
昨晩の、「今宵もワインde トーク」の冒頭トークでも触れましたが、黄金のリンゴ、の話です。 ギリシャ神話から～ 女神と人間（ギリシャの王様）の結婚式がありました。ひとりだけ、披露宴に呼ばれなかった女神がいます。嫉妬と争いの女神、エリスです。嫉妬と争いなんて縁起が悪いですものね。（なぜ、私だけ、呼んでくれないのだ！）エリスは嫉妬しました。「よし、披露宴に一波乱、起こしてやろう」宴会場に黄金のリンゴを投げ込みます。突然、転がり込んできた黄金のリンゴには、「最も美しい女神がこれをもらえる権利を有する」と書かれてあります。3人の女神が名乗りをあげ、大げんかになりました。ゼウスの妻ヘラ、ゼウスの娘アテネ、美の女神ビーナスです。ゼウスは憎まれたくないのでジャッジをトロイの王子パリスにゆだねます。悩みぬいたあげく、パリスはビーナスに黄金のリンゴを渡しました。そのお礼に、ビーナスは絶世の美女ヘレネをパリスに引き合わせます。ヘレネを一目見て恋に落ちたパリス、彼は、彼女を連れてトロイに戻るのですが、実は、このヘレネ、ギリシャのスパルタ王妃だったのです。当然の如く、スパルタ王は激怒します。彼は、ギリシャの大軍を引き連れてトロイに攻め込みました。これが、トロイの木馬で有名な、「トロイヤ戦争」です。 さて、時代はとんで、東ローマ帝国時代、皇帝のお妃選びのため、全国から選りすぐりの美女が宮殿に集められました。皇帝が指名したその中の一人に、「黄金のリンゴ」が渡されるのです。 現在、さかんに行われている美人コンテスト、ミスコン、祖型は東ローマ帝国のお妃選び、さらにさかのぼると、ギリシャ神話にたどりつくのです。
野村洋文と森下真紀の今夜もワインdeトーク 2018年8月11日放送分
第8回、野村洋文と森下真紀の今夜もワインdeトーク 、無事に終了いたしました。国際親善音楽交流協会の丸尾直史会長、ご出演ありがとうございました。「作曲家、演奏家と歯の関係」に関する、興味深い話、とてもためになりました。