食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アレキサンドロス大王

2019-11-08 08:00:00 | 日記
昨晩の、BS-NHK『ザ・プロファイラー』は、アレキサンドロス大王でした。過去の英雄たちが、こぞって憧れた英雄、英雄の中の英雄ではあるけれど、既知の事以外に、何か得られるものがあるだろうか?と微妙な気持ちで見続けたのですが、案の定、歴史の定説以外を語られることはありませんでした。家庭教師がアリストテレスだったこと、ギリシャとペルシアに挟まれた小国マケドニア生まれの彼が、両国を征服し東西融合のヘレニズム文化を産み出したこと、止まりで、教科書を押し破る知識収穫はありませんでした。ちなみに、番組では触れていませんが、日本にある仏像、顔立ちをよく観察するとみな面長の美男子です。丸顔の鼻ぺちゃなんて仏像見たことありません。(すみません。それ自分の顔でした)  これ、ヘレニズム文化の影響からなのです。アレキサンドロス大王のおかげなのです。ギリシャ人の顔が少しミックスされている、ハーフタレントみたいなものです。 もうひとつ、現在のマケドニアは、アレキサンドロス大王の頃のマケドニアと人種構成がまったく異なっており、ギリシャ系ではなく、トルコ系や遊牧民族系でして、現在ギリシャから、「マケドニアと名乗るな」 と再三クレームをつけられております。かくいうギリシャも、西欧文明発祥のギリシャ人とはまったく異なる、トルコ系人種で現在構成されておりますので、言っていることがメチャメチャな気がしますが、とりとめがなくなりましたので、このあたりでお開きにします。


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