食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ミツバチ

2010-05-25 06:13:51 | 日記
 ここ数年、日本全国で、ミツバチの不足が深刻化をましているそうだ。


 ミツバチの不足は、単に蜂蜜の生産量が減る、というだけでは済まない問題である。


 というのも、ミツバチには、蜂蜜の生産以外に、「 花粉媒介者 」という、現代の農業になくてはならない重要な役割があるからである。


 大抵の植物は、受粉しないと果実をつけることができない。


 昔の理科の教科書を思い起こして欲しい、、、、( と偉そうなことは言えない自分がここにいる)


 受粉とは、おしべの先端にあるやくという部分についている花粉を、めしべの柱頭まで運ぶこと。


 ( 懐かしい、、、、、性教育はここからスタートされる )


 この花粉を運んでくれるのが、ミツバチなのだ。


 近年、ミツバチ不足が本格的になり、イチゴやスイカなどの収穫に影響が出始めているようだ。


 アメリカでは、すでに、ミツバチの四分の一が死滅したそうである。


 地球温暖化説、 農薬説、 疫病説、、、など幾つかの説があるが、はっきりした原因は解明されていない。


  いずれにせよ、人災であることに、ほぼ間違いはない。


 心筋梗塞の予兆として、あごが痛む、、、など、大事に至る前の小事、に注意を払う。


  惨劇を未然に防ぐ策は、まさにそれに尽きる、と感じる。

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