2016年 中国映画
アクションコメディ
◆おススメ度
★★★☆☆
◆キャスト
イ・サン(元インターポール、ヨウの相棒):イ・ミンホ
ヨウ(元インターポール、サンの相棒):ウォレス・チョン
キャット(バウンティ・ハンターズのボス):ティファニー・タン
スワン(キャットの部下で天才女性ハッカー):カリーナ・ン
べべ(キャットの部下で何でも屋):ルイス・ファン
トミー(Aホテル元後継者):ジェレミー・ジョーンズ・シュー
◆感想・概要
元インターポールでバディを組んでいた、ヨウとイ・サンは、ある事件がきっかけでインターポールをクビになり、ボディガードの依頼を受けて暮らす日々。
そんな中、依頼人のサムが殺害され、二人はAホテル連続爆破事件の容疑者として、世界的に指名手配される。
同じく容疑者として指名手配されたバウンティ・ハンターズのキャットに捕らわれ、二人はなし崩し的に、キャットの仲間となり、爆破事件の真犯人探しに
乗り出す。
イ・ミンホをゲストに迎えて、世界的興行を目指した映画だったから(色んな国の人が分かりやすく映画を見るため)なのか、面倒な設定やストーリーは省かれ、
ただただアクションと分かりやすいコメディ要素を全面的に押し出し、手っ取り早く吊り橋効果的にそうなったのか、ちょっとしたイ・ミンホとティファニー・
タンのラブが描かれる。
うーん、確かに、派手なカーアクションとか爆破シーンとかたくさんあって、映画館でドキドキしながら開演を待ってでかいスクリーンで観たらまた違った
感動もあるのかもしれないけど、家のせいぜい50インチくらいのテレビで一人冷静に見るには内容の薄い映画だった。
イ・ミンホとウォレス・チョン、ティファニー・タンのファンを動員させるための映画かも。(というか、自分もその3人の共演が見たくて見てみた作品。)
でも、個人的には他のドラマでは見たことない、ウォレス・チョンのお笑い担当な演技が見れただけでも見た甲斐はあったかなーと。
「マイ・サンシャイン」見てからけっこう時間が経ってたのでちょっと忘れちゃってましたが、もしかしたら、「マイ・サンシャイン」を観た直後にまた
ウォレス・チョンとティファニー・タンの共演が見たいと思ってこの作品見ちゃうと、あまりに二人の絡みがない上に、ウォレス・チョンの目の前で
イ・ミンホとティファニー・タンが二人だけの世界に入ってキスシーンを繰り広げてたりしちゃうので、複雑な心境になっちゃうかも。(ウォレス・チョン
も実際にどんな心境だったんだろうって気にはなります。まー、プロですから、一々そんなことに心を動かされはしないのかもですが。)
なんとなーく、人数構成とか派手なアクションが入ったりするところが「コンディフェンスマンJP」と重なって、ついつい比べてしまい、そうすると、やっぱ
「コンディフェンスマンJP」の方が場面展開とか、見てる人の予想を裏切る演出とかあって内容が濃く思えて、物足りなさを感じるのかも?
でも、キャットの武器が基本エレキガンみたいなやつ(なんていうのかな、うる星やつらのラムちゃんの電撃攻撃を銃にして誰でもつかえるようにしたよう
なやつ)だったので、流血が少なくて女子ウケとしてはよかったかも。中国お得意のVFX技術が違和感なく取り入れられてて、ティファニー・タンが次々と
敵をシビレさせていく様子はちょっと爽快で楽しかった。
最初は、東京が舞台で(数秒で終わるけど)東京にあるAホテルが爆破にあうってシーンから始まるので、反日映画なのか?って勘繰っちゃったけど、Aホテルは
世界的に展開してるホテルグループのようで、日本から中国、タイ、韓国へと国が次々変わります。(おそらくそうすることによって、その国の人にウケが
良くなるのかなーと。コナンが劇場版でシンガポール行ってた時に思いました。インフィニティ・プール破壊しちゃってたけども・・・。そこはゴジラにビル
壊されたいっていうのと一緒かな。)
イ・ミンホの吹き替えの声がちょい高めなのが違和感があったけど、見てるうちに慣れます。
トミー役のジェレミー・ジョーンズ・シュー、誰かと思ったら、「独孤伽羅 ~皇后の誓い~」で宇文護役やってたシュー・ジェンシーのことだった。
中国人俳優って、ちょっと国外へ出たりすると、名前を変わる制度が良く分からない。ティファニー・タンも、ウォレス・チョンもそうみたいだけど。
それにしても、スワン役の子のカリーナ・ン。苗字(?)が"ン"て。英語表記ではNg。世界にはまだまだ日本の常識じゃ考えられないものがたくさんあるなと
改めて思いました。
エンドロールの終わりに、トミーが刑務所に入るときの、名前のカードを持って写真を撮られるシーンみたいので終わるんだけど、その不敵な表情が、
サイコ殺人鬼的演出をしていて、興行収入次第で続編もありそうな終わり方だったけど、今のところ特になし。
※日本の当時の告知ポスター画像。コレ見る限り、日本ではイ・ミンホくらいしか知名度がないっぽい。
この映画イ・ミンホやウォレス・チョン
ティファニー・タンなど、有名俳優さんなので
観だしたんですが、あまり面白いと思えなくて途中で
やめました。
「マイ・サンシャイン」が初めての中国ドラマで
印象的でしたが、私はウォレス・チョンが
あまり好みの俳優さんではないこともあって
コメディーの演技も違和感です。
ティファニー・タンのアクションには驚きました。
中国の現代物の映画ドラマは当たり外れありますね。
あー、やっぱり挫折しちゃいましたか。
確かに、内容は薄かったです。ただ、いつも見てるドラマに比べて
映画だし、すぐ終わるものだからと頑張って最後まで視聴しました。
ウォレス・チョンは、ダンスしてるとことかバラエティーでの発言とか見てると、
この映画の役の方が素に近いんじゃないかって気もしました。
ティファニー・タンは、「金襴良縁」でもめっちゃアクション披露してますよー。