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テレビっ子のひとり突っ込み

『太陽を抱く月』 あらすじ・感想 ① (ネタバレ注意!)

2021-09-25 23:21:46 | 韓国ドラマ
          

2012年|韓国

◆おススメ度
★★★★☆


◆キャスト
イ・フォン(世子、のちに王様):キム・スヒョン/ヨ・ジング
ホ・ヨヌ/ウォル(イ・フォンの初恋の相手、巫女):ハン・ガイン/キム・ユジョン
ヤンミョングン(陽明君)(イ・フォンの異母兄):チョン・イル/イ・ミノ
ホ・ヨム(ヨヌの兄):ソン・ジェヒイム・シワン
ユン・ボギョン(世子嬪→王妃):キム・ミンソ/キム・ソヒョン
キム・ジュウン(イ・フォンの側近):ソン・ジェリム
大王大妃(テワンテビ)ユン氏:キム・ヨンエ
成祖(ソンジョ)(イ・フォンたちの父):アン・ネサン
シン氏(ヨヌの母):ヤン・ミギョン
ホ・ヨンジェ(ホ・ヨヌの父、弘文館大提学):ソヌ・ジェドク
チャン・ノギョン(星宿庁の国巫):チョン・ミソン
アリ(処刑された星宿庁の巫女):チャン・ヨンナム



◆感想・あらすじ(ネタバレ注意)

不滅の恋人」→「オクニョ」と、チン・セヨンつながりで韓国(の宮廷)ドラマにちょっとハマってきたところで、次に何を見ていいか分からず
「韓国宮廷ドラマおすすめ」で検索して順位が高かったので見始めたっていう、何の主体性もなく見たドラマです。
(なので、このドラマもけっこう前に見たのでだいぶ忘れてるとこありますが。)

ちょっと内容は重めですが、私にとっては、韓国宮廷ドラマの基礎が詰まってる感じで、韓国ドラマ見るなら絶対早めに見ておいた方がいい作品です。

とにかく、出演陣がすごい。
このドラマ見た時はその前に見た、「オクニョ」と「不滅の恋人」と被ってるキャストくらいしか分からなかったですが、その後ドラマ見ていると、出てくる
出てくる、「太陽を抱く月」に出てた人々が・・・。まぁ、キャスティングの話をしているとキリがないのでちょっとだけ。

ほんと、このドラマの何がいいって、イム・シワンの透明感のある美少年っぷりがすごい!!
でも、残念ながら主人公たちが子供だった時代のホ・ヨヌの兄役なので、ちょっとしか登場しない・・・。

大人になってからはキム・ジェウン役のソン・ジェリムくらいしか刺さるイケメンがいなくて、そういった意味ではあまりテンションの上がる作品ではありま
せんでしたが、とりあえず最後まで観ようと頑張ってみた作品でした。

でも、頑張って最後まで見てよかった。最後の最後で陽明君(ヤンミョングン)役のチョン・イルがめっちゃいい演技で泣かせてたので。
それまでは、松岡修造テイストな顔の役者さんだなって印象しかなかったけど、ちょっとそこにきてチョン・イルがちょっと好きになりました。
(そしてすぐ終わり、だったんだけども・・・。)

あとは、このドラマでは1話で死んじゃうアリ役のチャン・ヨンナムさんも「王は愛する」のイム・シワンの母親役とか、「恋のゴールドメダル」のコーチ、
「猟奇的な彼女」でチュウォンの母親役とかすぐに色々みかけるようになります。

それから、「不滅の恋人」の大妃様役だったヤン・ミギョンが、なんか若くってヨヌの母親役だったり、「オクニョ」でオクニョの育ての親の役をやってた
チョン・ウンピョって役者さんがイ・フォン付きの内官役で出てたりしてたので、なんとなく安心感がありました。
(そのほかの役者さんたちも、これから見るドラマでたくさんみかけるようになる訳ですが。)


◇◆さて、頑張ってあらすじ的な紹介いきます。

韓国の宮廷ドラマでは8割方、大妃様(王様の母親、皇太后)は悪役な気がしますが、このドラマでも例にもれず悪女です。
大王大妃(テワンテビ)ユン氏は、自分が権力を握るために自分の息子、成祖王が慕い、王のよき相談役にも成り得る成祖王の異母弟ウィンソン君を暗殺
しちゃいます。

星宿庁(ソンスチョン)の巫女(ムニョ)で、国巫にもなれる力があると目されるアリは、自分が慕うウィンソン君に、危険が迫っていることを察知して
ウィンソン君の屋敷に駆けつけ、暗殺現場を目撃し、それが悪い人たちに見つかってしまいます。

追いかけられ瀕死の状態で倒れているところ、ヒロインの母親シン氏に助けられてどうにか王都に戻るアリ。
アリは、シン氏との別れ際、お礼の意味を込めてシン氏のお腹の子の未来を予知。「月のように麗しい子ですよ。」と祝福の言葉を述べますが、それとは
裏腹に、子供の栄華と悲劇の未来をも視てしまうアリ。

アリは結局でっち上げられたウィンソン君の謀反に肩入れした罪で捕らわれ処刑されてしまいます。
(この処刑の仕方が、手足を一頭ずつの牛に結び付けて、それぞれの牛を別々の方向に歩かせて体を引き裂くっていう、「世界の残酷な拷問史・処刑史」って
本に出てきてたようなコワいやつ・・・。ここからも、このドラマの本気度が伝わります。)

アリの処刑日前日、アリの親友ノギョンは、アリの無実を知りながらも何もできない自分を悔いながらもアリを訪ねます。何もかも分かっているアリは、
ノギョンを慰め、一つだけお願いをします。それは、自分を助けてくれたシン氏の子(ホ・ヨヌ)を守ってくれというお願いでした。


それから13年後・・・

あの時胎児だったホ・ヨヌは、お転婆でかしこい女の子に成長。
兄ヨムの科挙の試験の首席合格の祝いで皇宮を訪れた際に、チョウを追って、脱走しようとしていた世子、イ・フォンと出会います。

     

フォンはチョウを追うヨヌに一目惚れ。また、制度や身分差、男女差等に疑問を持ち、はっきり自分の考えを述べるヨヌに、さらに感心してしまいます。
しかし、まだお互い誰なのか分からないまま。

それからほどなくして、大提学の息子でヨヌの兄、ホ・ヨムがフォンの文学(世子の学問の師)についたことで話が流れ出します。
(ここでイム・シワンの登場です!!!)

文学に就いたヨムが自分のたった2歳上ということで、ヨムを見くびり、師としてなかなか認めないフォンに、ヨムは、妹ヨヌからの助言を受けてなぞかけ
を出題します。簡単な謎かけに不正解し、正解をなかなか受け入れないフォンに、ヨムが諭して聞かせるのですが、その中にまた出てきます。「傲慢と偏見」。
韓国ってこの言葉が好きだなー。色んなドラマに出てくる。まぁ、財閥ドラマが多い韓国ドラマでは必然なのかな。

       

(ちょっと長くなりそうなので、とりあえずここまで)

 へ続きます。


       






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