(『悪の花』第1話~2話 あらすじ・感想の続きです。)
◆キャスト
ペク・ヒソン/ト・ヒョンス(主人公、金属加工職人):イ・ジュンギ
チャ・ジウォン(ペク・ヒソンの妻、刑事):ムン・チェウォン
キム・ムジン(記者、ト・ヒョンスの同級生):ソ・ヒョヌ
ナム・スンギル(ト・ヒョンスの元同僚、殺された中華料理店店主)
◆感想・あらすじ②
黒い合羽を着た男が入ってきて一瞬たじろぐジウォン。しかし、フードを脱ぐとそれがヒソンだと知ってほっとする。
しかし、視聴者的にはこれがめっちゃドキドキしちゃいます。
ちょうど、中華屋の店主、ナム・スンギルを殺した男とヒソンが同じ格好をしていたので・・・。
ということで、ジウォンたちは第3の事件ナム・スンギル殺人事件を追います。
そして、今回犯行に使われたのは、ト・ミンソクの連続殺人事件の時と同じメーカの首輪と剥がされた親指の爪。首輪については、一般に発表されていないため
関係者しか知らない事実。しかし、ト・ミンソクはすでに亡くなっている。そこで浮上したのがト・ミンソクの息子、ト・ヒョンスの存在です。
殺されたナム・スンギルが亡くなる直前に電話かけていたのが、なんとキム・ムジン記者ということで、ジウォンたちはムジンの所属する雑誌社に向かいます。
しかし、2日前(3日前だっけ?)から出社していないとのこと。ここで、同僚の女性が「もしかしたらトイレに閉じ込められているのかも?」とドキっとすることを
いいます。よく聞いてみると、トイレの鍵が壊れていて、出てこれないところ家族が来て助かったことがあるとのこと。(一人暮らしって、トイレの鍵かけるもの?)
それを聞いて焦ったジウォンたちは、ムジンの住むアパートに向かいます。
一方、キム・ムジンを監禁しているヒソン。
(おそらくムジンを殺したくはないヒソンは、けれどムジンを解放した後にヒソンのことを口外しない保証が欲しいところ。)
ヒソンは、ムジンを痛めつけて、ムジンが公開されたくない秘密を探ろうとします。そして、なんとか自宅のPCの中にそのファイルがあると白状させたヒソンは
ムジンの部屋に忍び込み、ムジンに言われたファイルを探ります。
しかし、そこに来てしまったジウォンと鉢合わせ。
咄嗟にベランダの方に逃げるヒソン。ムジンを一通り探すジウォンたちですが、いないことが分かったため帰ろうとしますが、ふと、PCがまだあったかいことに
気付いてしまったジウォン。
犯人がすぐ近くにいると踏み、ベランダにでてきちゃいます。
ベランダの外側に、忍者のようにしがみついて隠れるヒソン・・・。
(ミッションインポッシブル的にめちゃめちゃドキドキする場面です。)
すぐ近くにいるジウォンに自ら電話をかけて注意を逸らし、なんとか難を逃れるヒソン。
(防犯ビデオに映った黒い合羽の男が今朝のヒソンとそっくりだったこと、タクシー運転手の証言で、ナム・スンギルの店付近で乗せた男を下した場所が自分の
自宅付近だったことに少し不安そうなジウォンにもちょっとドキドキします。)
ヒソンが電話で「熱があるようだ」と言っていたので心配になって一度家に帰ろうとするジウォン。家の前で会った工房に用事があったっぽいご近所さんに挨拶
すると、「最近工房が閉まっていることが多くて」と言われてしまう。(またもや不穏なちょっといた心のざわざわが積もっていきます・・・。)
ジウォンが工房のドアを開けようとすると、ちょうど中からキム・ムジンとヒソンが出てきます。
(一瞬ドキっとする場面。)
キム・ムジンはヒソンに嘘の見られちゃいけない弱みを教えていましたが、ヒソンの機転で無事に別の場所から見つかり、ようやくキム・ムジンを解放することが
できたのでした。
ムジンの顔の傷は、二人がケンカになってついてしまったっていう設定に。キム・ムジンが見つかってほっとするジウォンは、ヒソンの言い訳を全面的に信じ、
ムジンを責めます。
(なんで痛い目にあった俺が・・・って感じで、見ていてちょっと笑っちゃう、ほっこりする場面。)
ナム・スンギルが殺されたことを知ったムジンは、殺害時刻に自分がヒソンと会っていたことから、ヒソンを信じることに決めます。
一方、ニュースでト・ヒョンスの犯行の疑いがあることを知った、ムジンとヒソンの地元のオ・ボクチャというおばあさんから、ト・ヒョンスの最近の写真を
持っていると警察に連絡があります。
それを聞いて、ト・ヒョンスの地元に向かうジウォン。
一方、ジウォンが写真を受け取りに行くことを知ったヒソンとムジンも、先回りして写真を手に入れようと、地元に向かいます。
うまくジウォンたちの先回りできたヒソン達は、ムジンのシナリオに沿って写真を手に入れるために打合せし、ムジンはオ・ボクチャ宅へ入ります。
しかし、そこにさらに先回りして来ていた真犯人の襲撃に遭い、気を失います。
オ・ボクチャ宅の納屋に隠れていてヒソンは、玄関から飛び出してきた怪しい男を見かけ捕まえようとしますが、そこにジウォンたちがやってきて、「後でタクシー
で迎えに行く」という言葉を残した男に逃げられます。
自分も逃げようとしますが、うっかりジウォンに見つかってしまうヒソン。
ヒソンは走って逃げますが、ジウォンがけっこう足が速く、全然撒けません。
ヒソンは、脇道にあるビニールハウスのような小屋に逃げ込みます。
後を追うジウォン。
ここで、行きを潜めて隠れているヒソンですが、ジウォンが棚にぶつかり、ヒソンがその上を見ると刃物がジウォンに落っこちそうになり、咄嗟にジウォンに
覆いかぶさり庇うヒソン。ここで、ヒソンはジウォンのために傷を負った上に、何も気づいていない(いや、気づかれちゃいけないんだけども)ジウォンとちょっとした
乱闘になります。
で、結局どうにか逃げることに成功するヒソンですが、ジウォンはそこで信じられない落とし物を拾ってしまいます。
それは、自分がヒソンの誕生日にあげた、名前の刻印が入った腕時計のベルト・・・・。
◇◆◇
今回は、なかなかハリウッド映画バリのちょっとしたアクションとハラハラシーンがあって、かなりドキドキしました。
オ・ボクチャおばさんが持っているという写真を手に入れるためにキム・ムジンと共に地元に帰るヒソンが、地元の風景を見て思い出す、制服を着てた頃に、怪しい
儀式で痛めつけられるような回想シーン。(ちょっと「トリック」の島での儀式みたいな・・・。)
何なんでしょう。
そして、キム・ムジンが語る写真の入手のためのシナリオの妄想でのイ・ジュンギの逃走シーンのアクションが無駄にかっこいい・・・。何この塀の超え方・・。
ちょっと何回かプレビューしちゃいました。
とりあえず、ようやくムジンを解放できて一安心です。(とりあえず、ムジンの件では、イ・ジュンギが殺人犯にならずに済むので。)
そして、ナム・スンギルの殺人事件の件についても、ムジンという味方ができ、こっちもすこしだけほっとします。(手先にようやく温かみが戻ってきたような・・・。)
やっぱり殺人は犯していなかったと見ていてほっとする一方、別の不安が頭をよぎります。視聴者には種明かしされてはいますが、ジウォンは・・・。
だんだんと、自分のダンナが殺人事件の犯人なんじゃないか疑惑のちっちゃいピースがちょっとずつ集まってきちゃっています。完成すればもちろん疑いは晴れる
でしょうが、きっと7割程度しか集まらないハズ。そこで推理した結果がもしかしたら・・・・って。
なんか、悲しい結末にならないよう祈ります。
感想・あらすじ③に続く。
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