◆キャスト
ペク・ヒソン/ト・ヒョンス(主人公、金属加工職人):イ・ジュンギ
チャ・ジウォン(ペク・ヒソンの妻、刑事):ムン・チェウォン
キム・ムジン(記者、ト・ヒョンスの同級生):ソ・ヒョヌ
◆感想・あらすじ①
見終わったけど感想かけてないドラマが80本くらいたまっちゃってますが、過去のばっか書いてると忘れちゃって感想が新鮮じゃなくなっちゃうのと、気になって
もっかいみたりするのもあったりで、やたら時間がかかるので、現在進行形のものはリアルタイムでちょっとずつ書いていこうかと。
で、今見てる「悪の花」です。1話~2話までの感想交えてのあらすじ。(ネタバレありなので、これから見たい人はご注意ください。)
結婚して、奥さんと娘と一見幸せな生活を送っているように見える、ペク・ヒソン。けれども、オープニングから、両親との不穏な空気の会食。
今回のイ・ジュンギは完全な悪役なのか!?親との関係や、幸せそうな笑みを作る練習など、不穏な空気を漂わせつつ、イマイチ決定打がない。
そこに、同郷の同級生だった記者キム・ムジンが訪ねて来ることで事態が一変する。
キム・ムジンは、ヒソンの妻、刑事であるチャ・ジウォンと知り合いで、ジウォンから夫(ヒソン)が金属加工職人であることを聞き、工房を訪ねて来たのだったが、
出迎えたヒソンが、元同級生のト・ヒョンスであることに驚く。しかし、ト・ヒョンスがジウォンの夫であることには気づいていない。
ムジンとの話で、ト・ヒョンスが村から失踪した日に殺人事件が起きたと。ト・ヒョンスが殺人事件容疑で指名手配されていることが分かる。
しばらく懐かしい同級生を思いやる振りをしてヒソンと会話をするキム・ムジン。(内心は少し焦っている様子。)
そして、工房入り口の鍵を閉め、ブラインドを降ろし、音楽のボリュームを上げ、ムジンに掴みかかるヒソン。
ほんとに殺人鬼だったの!?と思わせとして、ムジンが地下室に監禁されている場面。(視聴者的にはムジンが生きていてほっとする場面。)
そして、ムジンを一晩放置し、妻と子供が出かけた後で様子を見に行くヒソン。そこで、過去の回想。
実は過去、ト・ヒョンスは亡くなった連続殺人鬼の息子だったとして、ムジンが中心となる同級生たちから酷いいじめを受けていたことが判明。今のムジン
と同様に結束バンドで縛られ、痛めつけられ森に放置されたり(?)。
ムジンは、刑事であるジウォンの夫の工房の地下に監禁されており、いつか二人がそのことに気付くはずだと淡い期待を抱いていたが、ト・ヒョンスがジウォン
の夫、ペク・ヒソンであることを知り愕然とする。
そして、なにやらまだ二人の間にある過去のお互いの秘密を巡っての探り合い。(ヒソンとしては、キム・ムジンの暴露されたくない秘密を握ることでキム・ムジン
を解放しようとしている様子。)
そして、18年前ト・ヒョンスが血まみれの顔で里長の死体を見下ろしている光景の回想。
ヒソンが、ムジンの持ち物チェックをしていると、ムジンの手帖からムジンがヒソンの知っている男と会う約束をしていたことが判明。
ヒソンはムジンの代わりに、男とムジンの待ち合わせの時間にムジンの携帯から電話をする。
男は、なぜかト・ヒョンスに脅されていると話す。そこで、ヒソンの回想シーン。ト・ヒョンスと男、ナム・スンギルは元同じ職場で働いており、ト・ヒョンスが
ナム・スンギルに危害を加えるどころか、ナム・スンギルがト・ヒョンスを刺して金を奪おうとした過去があることが判明。
ヒソンはそんな過去を思い出しながらも、ムジンを装いつつ電話越しにト・ヒョンスはすでに亡くなったと話し、ナム・スンギルとの関係を片付けようとする。
ヒソンの現在の状況と過去が少しづつ明らかになっていく裏で、事件が発生し、それを1件ずつ片づけていく妻ジウォン。
1件目の事件はマンションの非常階段から落ちてケガをした子供が、父親に突き落とされたと証言をしているという事件。
結局、父親が子供のそばを離れた後、子供は近所の飼い犬に驚いて自分で足を滑らせたことが発覚。
しかし、それは、父が不倫の果てに自分の母親が邪魔になり、怪しげな薬を母親に飲ませていることに気付いた子供が、母親が父親を嫌いになって自分から離れるよう
仕向けた結果であることが判明。
ここで印象付けられるのが、サイコパスというキーワード。そして、妻の事件に対する鋭い洞察力。
不穏な空気を纏うヒソンとリンクして、視聴者のミスリードを誘う。
一方でちょっとしたジウォンが感じるヒソンとの最初の違和感。
娘のウナが友だちのスヨンの人形を抱っこしたという理由でスヨンに殴られて鼻血を出してしまったため、保育園に呼ばれるジウォン。「人の物に手を出したら泥棒だ」
と言って、頑なに謝罪を拒むスヨン母娘。
そこにヒソンが駆け付け、ウナに謝罪をさせてしまう。
ウナの気持ちも考えずに強制的に謝らせてその場を収めたヒソンに怒るジウォン。「父親は初めてだから」と言って謝るヒソンをすぐに許してしまうジウォン。
2件目の事件は、社会福祉士の女性が通い先の老女を殺害する事件。
この事件では、爪のない親指が指摘され、連続殺人魔ト・ミンソクの犯行が疑われるが、ト・ミンソクの事件で使用されていたが、一般には発表されていない用具
の存在からこの事件は模倣犯の可能性が高いと考え、そこから事件解決につなげるジウォン。
そして、第3の事件の始まり。
色々あったけど、ナム・スンギルの件は一先ず怒りを収めて片が付いたように見えていたが、深夜スンギルの店に黒い合羽を着た男が侵入し、スンギルを殺害。
まだ暗いうちに、ふと目が覚めたジウォン。隣にヒソンがいない。何気なくリビングに行ってみると、雨具を着た夫が帰宅する。
◇◆◇
はー、ちょっと好きすぎて今までどの出演作も感想とか書けずにいたイ・ジュンギ出演作の新作ドラマの感想にとうとう着手してしまいました。
タイトルを聞いたとき「悪の教典」のリメイクかと思ったけど、全然違いました。
今回はとうとう初の悪役かと思わせておいて、いやいや、イ・ジュンギが殺人犯なんてやる訳ない!ってどかで思っちゃって、必死でヒソンが殺人犯ではない手がかり
を探そうとしちゃってます。
いきなり再会しちゃったキム・ムジンを手にかけちゃったのか!ってドキドキしては、締め技でうまく気絶させただけだったんだー、ってちょっとほっとしたり。
サイコな一面を見せられてハラハラしては、娘のウナにはちゃんと優しく接していて安心したり。
ちょっと気が気じゃありません。
まー、脚本を選びに選んだ末の出演作品だと思うので、期待大ではありますが、どんだけ難しい役に挑戦したかったんだろうなっていうのも見所の一つかと思います。
ヒソンはなぜ、どうやって身分を詐称して暮らしているのか。偽装の親子にはどんな秘密があるのか。
里長を殺してしまったのは誰なのか。
キム・ムジンにも秘密がありそうだし。
『悪の花』第3話~4話 あらすじ・感想に続きます。
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